見出し画像

緊張するなら失敗してしまおう、という考え方

プレゼンなどで人前に出るとき、私は緊張する。この緊張は、事前の練習量とは関係なかった。舞台が大きいほど緊張する。ひっそりと隠れて生きたいが、そうもいかないので、嫌々だが向き合ってきた。

同じ悩みを抱えている人は多いようで、世間には色々な対策法があふれている。手に人と書いて呑む。緊張しなくなるまで練習する。いっそ緊張を受け入れる・・・。正直なところ、どれも効果があるのか無いのか分からない。おまじない程度だ。

しかし最近、上記の方法よりは多少マシだと思える対策を考えついた。

それは、「自分が失敗する様子を脳内でシミュレーションすること」である。
プレゼンであれば、炎上する。なんと恐ろしい!数十分ほど叱責され、詰められるかもしれない。

こうすることで、起こりうる最悪のことが、頭の中では既に起こってしまったことになる。もう貴方は失敗してしまったのだから、今さら気負う必要もない。しかも、現実はこれと同じかもっと良い結果が待っているはず。

一見ネガティブ思考にも見えるが、いったん最悪を想定してしまえば、それ以上怖くなることはないのだ。したがって、安心できる。

緊張というのは、上手くやれるか心配してしまうから起こるのだ。いっそのこと、「これから失敗しに行くぞ!」くらいの勢いで取りかかれば、肩の力が抜けて、かえって上手くいくと思う。

他の方法と同じおまじない程度のものなのか、機会があれば試してみてほしい。私はこの方法で多少は緊張が改善されたように思える。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?