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繊細な真面目さんがゆっくり疲労回復できる癒し空間の話2〜銀山温泉(山形県)から学ぶ

こんにちは。ディアデザイン鹿内です。今回は「がんばる繊細な真面目さんがゆっくり疲労回復できる癒しの空間の話」シリーズ2作目。大正ロマン溢れる地元山形県の銀山温泉がテーマです。
 繰り返しになりますが、癒されるお部屋にすることを目指して、一念発起して模様替えやDIYをする時に参考にして欲しい、という想いで書いています。僕の趣味なのか…癒しを突き詰めるとそうなるのか…はわかりませんが、癒しを突き詰めると「和モダン」に行き着くというのが、シリーズを通しての僕の結論になりそうな雰囲気です。
 では、一緒に建築を学びながら癒されましょう。


今回の癒しの空間「銀山温泉街外観(山形県)」

ある「銀山温泉」です。昔docomoのCMで使われたりしていたので結構有名です。地元民でさえ憧れの場所で、ぼくもチャンスがあれば泊まってみたいです。
 公式ホームページによると『タイムスリップしたかのようなレトロな景色が広がる銀山温泉。銀山川の両岸に木造の温泉旅館が立ち並ぶ温泉街では、夕暮れになるとガス灯に火がともり、ノスタルジックな日本情緒が漂います。さながら映画「千と千尋の神隠し」の舞台のよう。・・・昼間の街歩きも見ごた大正ロマン溢れるガス灯の灯る街並み。冬の雪景色にガス灯の温かみのある明かりが癒しを誘う、ここは山形県村山地方にある尾花沢市にえ充分。立ち並ぶ旅館の壁には鏝絵(こてえ)と呼ばれるカラフルな絵が描かれ、アスファルトには雪の結晶を模したタイルが埋め込まれています。・・・』とのこと。
 ご興味のある方は公式ホームページをご覧ください。

1.お洒落&癒されポイント

詳しい見どころや解説は公式HPや旅行雑誌に譲るとして、今回も各写真から見る癒し空間作りに必要な学びのポイントを深堀りします。
 まずは、この写真をご覧ください、一番の有名な写真です。

ガス灯の明かりが美しい一枚(公式HPより)

本来であれば寒々しい雪の積もる街が、ガス灯特有の温かいオレンジ色で照らされることにより雪の白色に反射し、明るく幻想的な温かい空間を演出しています。
 ガス灯はこんな感じです。

炎の温かさ、、、エモい、、

2.ディアデザイン的、建築癒され評論

寒くて暗くて外に出たくない、そんな冬に温かみを与えてくれる素晴らしい照明演出だと思いました。屋外の情景ではありますが、この要素をインテリアに応用することは十分に可能です。DIYで再現できるとしたら、採用ポイントは白の壁紙の部屋に黒のアクセントを用いるインテリアコーディネート、あとは何より電球色の照明器具を高めに設置するなどがいいと思います。

3.なるべく簡単にDIYする具体的な工法

【照明】とにかく電球色の電球を使う。LEDなら最低限 広拡散型を使うこと、スポット型だとガス灯の温かみを再現できない。白熱球型LEDは高価だが、買う予算があれば使用することで、かなりいい感じになる。
 本来であれば白熱球(フィラメントが入っている昔ながらの電球)がベストなのだが、現在製造していない、産業界全体として廃止の方向にあるため、入手が難しいかもしれない。

4.独断と偏見の5つ星評価

癒され度  ☆☆☆☆☆
気力回復度 ☆☆☆☆★
飽きにくさ ☆☆☆☆★
DIY再現性   ☆☆☆☆★
技術難易度 ☆☆☆★★
作業億劫度 ☆☆☆☆★
オススメ度 ☆☆☆☆★
pickupポイント:[電球色の照明の取り入れ方]

焚火の炎に癒されるのが人間。

終わりに

いかかがでしたでしょうか?今回の「がんばる繊細な真面目さんがゆっくり疲労回復できる癒しの空間の話 fromディアデザイン」は、エモい温泉街の外観からの学びをお届けしました。今後も建築・DIY的な知識を織り交ぜつつも、癒し空間作りに参考になるメソッドをご提供できればと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。今後ともディアデザインの活動や記事にご注目いただけると幸いです。


ディアデザイン
  代表:鹿内 浩樹

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