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【安倍暗殺の衝撃】令和の日本社会で、今再び見直すべき「カルト宗教」との向き合い方

奈良県奈良市、近鉄大和西大寺駅前…2022年7月8日午前11時半頃に起きた安倍晋三襲撃事件…日本の総理大臣で最も長い在任期間と唯一二回の首相経験を持つ、世紀の大宰相が、白昼堂々・衆人環視の中、凶弾に倒れた。全世界に衝撃を与えたこの出来事から、まだ日が浅い。

大和西大寺駅前に設置された献花台には沢山の弔問客が訪れていた

安倍元首相を射殺した、地元の奈良市に住む41歳の男「山上徹也」の供述内容が明らかになるにつれ、その犯行動機には政治的な理由は一切なく、自らの家庭がカルト宗教「統一教会」(現・世界平和統一家庭連合)にメチャクチャにされ、その恨みを教団ではなく、その教団の事実上の“広告塔”になっていた安倍元首相に向けたという内容が明るみに出てきた。

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