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snafu_2020
Xジェンダー不定性 青年期4 就職
青年期シリーズ第4弾です
大学を卒業して、働き始めました
身バレ防止のため詳しくは書きませんが、とある公的な仕事に就きました
1年目で隣の席だった先輩は、化粧が濃く30手前の方でしたが、愛されキャラを確立されており、男性からはとにかく何でも許されていました
自分はというと、男だか女だかよく分からない奴で頼りにならない新人だったと思います
次の異動先では、元気で明るい女性の後輩ができ、やはり彼女も初手から「愛されキャラ」を確立していました
そして、やはり周りはこういった女性に甘いのです
自分はというと、女性アイドルに熱を上げていたのを隠さなかったため、いささか冷ややかな目で見られていました
今でこそ、女性が女性を応援することを変な目で見る人は少なくなりましたが、当時はマイノリティがバレそうになる危険と紙一重だった気がします
そのため、自分も経験を重ねるうちに、ある程度はキャラを確立する必要があることを学習して、「演ずる」ことを覚えていったのでした
ですが、あるとき、こちらがどれだけ「頑張って」いても、頑張らない「本物の女性」には勝てないこを痛感し、そこからは、そのときの心の性別を隠すのをまたやめるようにしました
いわゆる、高校の時に気づいてしまった「自分とは違う本物の女性」とやらです……
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