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『ゲームは1日1時間!』を守らせるためには〇〇!

「ゲームは1日に○分まで」
と決めているのに守らないんです(-_-)
と言う相談をよくいただきます。

話を伺うと、ゲームを辞めさせようとすると癇癪を起こしたり、とにかく手が付けられない。。。そんな状況が多いです。

《時代から考える2つの影響》

①スクリーンタイムが2時間以上の悪影響

コロナ禍でテレビやスマホなどの「スクリーンタイム」が増えた。
 新型コロナ拡大の影響で、パソコンやスマホ、テレビ、ゲーム・アプリなど、スクリーンの前で過ごす「スクリーンタイム」が増えている。
スクリーンタイムが健康にもたらす悪影響が懸念されている。
 9~10歳の時点でスクリーンタイムの長い子供たちは、1年後に過食や肥満になる危険性が高いことが、カナダのトロント大学や米国のカリフォルニア大学の研究で明らかになった。
 研究グループは、小児や若者の脳発達について調査している米国で最大の長期研究である「若年脳認知発達研究」(ABCDスタディ)に登録された9〜11歳の1万1,025人の子供のデータを分析した。データは2016~2019年に収集された。
 その結果、子供ではそうしたソーシャルメディアに費やす時間が1時間増えるごとに、1年後に過食になるリスクが62%高くなることが示された。
また、テレビやビデオ、映画、ストリーミングどの視聴が1時間増えるごとに、1年後に過食になるリスクが39%高くなることも分かった。

この様にスクリーンタイムが1日2時間以上の場合、発達上の悪影響が多々あります。
・肥満
・睡眠の質低下
・集中力の低下
・我慢ができなくなる
・学習能力の低下
・記憶力の低下

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②テクノロジー進化の影響

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数年前のデータにはなりますが、中学生以上はほとんどの子がスマホを所有している状況です。

また、You Tube、tik tok、Instagram、Twitter、Netflix…とソーシャルメディアが充実し、生活の一部となっています。
無理にそれを切り離すことや、制限をかけていくことは難しいです。
制限をかけても、隠れて視聴したり、別の娯楽を探してしまうので根本の解決にはなりません。

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《どう向きあうか》

これは色々な考え方もできると思いますが、テクノロジーの進化は受け入れて、どう付き合っていくかが大切です。

例えば、災害が起きた時にTwitterのおかげで救われている人もたくさんいます。周りの状況をいち早くキャッチできたからこそ、守れた命もあります。
他にも、映画やインターネットなどの娯楽や、ニュースやナビなどもテクノロジーの進化のおかげで便利になっています。

また、ルールを設けたり、守れなかった時の罰則などが多い子育てはオススメできません。
逆に、我慢ができない子になってしまったり、受け身な性格になります。

【子どもを「我慢できない子」にする親のNG行動】
わが子を「我慢できない子」にしてしまう親は、無意識に次のような対応をしていることが多いといいます。


■大人の都合で我慢させる

自分に余裕があるときは「いいよ」と許しているのに、忙しかったりイライラしたりしているとつい「ダメ!」と言っていませんか? 東京家政大学ナースリールーム主任の井桁容子先生は、「『あるときは許すけれど、あるときは許さない』とコロコロ対応が変わると、子どもはそれがいいことなのか、悪いことなのかを理解できません」と述べています。子どもに大人の都合を押し付けないように気をつけて。

■人のせいにして我慢させる
子どもに注意するとき、「店員さんに叱られるよ」「先生に怒られるんじゃない?」などと第三者のせいにしていませんか? これは逆効果です。親が叱る責任を回避しているようでは、子どもに「本当にしてはいけないこと」が伝わりません。さらに、“自分を叱る人”の前だけではいい子にして、それ以外ではやりたい放題になる危険性も。

■「我慢できたからえらいね」と褒める
玉川大学教育学部教授の大豆生田啓友先生によると、親が子どもに「我慢すること」を強いると、子どもは「我慢できる子」という期待に応えようとして無理をしてしまうそう。そのような期待がプレッシャーになり、いずれ大きな反動として爆発してしまうことも……。「我慢ができたからいい子」なのではなく、普段からお子さまの良いところをたくさん褒めてあげるように心がけましょう。

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《どうしたらいいのか》

結論:理由を説明する

簡単な様に見えますが、やってみるとなかなか難しいです。
ゲームを○分までにする理由はなんでしょうか?
こじつけや一般論ではなく、お子さんが納得できる理由を伝える必要があります。

この時のポイントは、一方的に理由を説明しないことです。

とある研究結果でも、人は一方的に理由や解決策を言われるよりも、相手にどうしたほうがいいかを訪ねてから話をしたほうが、意見を受け入れてもらえる可能性が30%程度Upする結果が出ています。

まずは子供と一緒に理由を考えて、話をしてみて下さい。
その後に、ルールを一緒に決めていくことが大切です。

「あと、○分だよ」などと、ついつい声をかけてしまった方が、癇癪をおこす原因となります。
それよりは、ルールで区切りのいい所で終わらせるようにしたり、夕ご飯の時間までには終わらせる。などタイミングで終わる方がスムーズです。

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これからもどんどん更新していきます。

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