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コロナ過ほど!勉強の習慣がどんどん身につく方法!

関東では緊急事態宣言が発令され、ますます自宅にいる時間が増えました。

よくお母さんからご相談いただくのが、
「家にいる時間が増えたのに、全然勉強しない!」
「youtubeばっかり見ている!」
「このままではテストが心配!」…など多くの悩みをいただいてます。

家にいる時間が増える=勉強時間が増えると言うより、
家にいる時間が増える=不安/不満が増える方が多いですよね。

《現代は情報が大洪水》

まず大前提として、ネットなどによく上がっている「○○流勉強法」や「東大生が教える○○」のような情報が溢れています。
ネット1つでどんな情報もすぐに集められて便利になった反面、どのやり方が正しいの?と情報の波に飲まれないように注意が必要です。

また、時代は変化しています。
2020年1月と2021年1月は状況が一変しており、マスク着用や外出の自粛などは想像できなかったと思います。
勉強も同じです。
2020年4月より、新学習指導要領には
【想像力】
【表現力】
【主体性】

と言ったテストでは計ることが出来ない要素も組み込まれています。
今までと違い、与えられた課題に対して答えを求める力よりも、「自分で問を立て、解決策を仲間と協力しながら考えて生み出す力」が求められるようになりました。
「お母さんの頃はね…」の様な発言には注意をしながら、学習の習慣づけをして欲しいと思っています。

《実はあれもこれも習慣化してませんか?》

今朝起きたとき、あなたはまず何をしただろうか?
シャワーを浴びた。
メールをチェックした。
キッチンへ行ってドーナツにかぶりついた。
歯を磨くのは風呂に入る前かあとか。
靴ひもを先に結ぶのは右足か左足か。
出かけていく子供に何と声をかけるか。
どの道を通って仕事に行くか。
席に着いたら最初にするのはメールのチェックか。
あるいは同僚とのおしゃべりか。それともすぐメモを書き始めるか。
ランチはサラダ?それともハンバーガー?
家に帰ったらスニーカーにはきかえてジョギングに出かける?それともテレビの前で一杯やりながら夕食を食べる?
「私たちの生活はすべて、習慣の集まりにすぎない」
『習慣の力 The Power of Habit』
著者:チャールズ・デュヒッグ 翻訳:渡会 圭子
プロローグ 3~13ページより抜粋

この様に、朝起きて寝るまでにやっていることは、何となく毎日習慣化され、脳はその行動を繰り返す性質があります。
つまり、逆を言えば勉強をしない習慣が身についてしまっていると言うことです。

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《初めの一歩》

最初から「毎日1時間勉強する!」と意気込んでも、3日坊主になる危険性が高いです。
私もダイエットの目標を立て、何度3日坊主になったことか…

大切なのは
・スモールステップで立てる
・時間(順番)を決める
こんな感じで、小さな目標をお子さんと一緒に立ててください!

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✕「毎日1時間勉強する」
○「18時から30分勉強する。勉強する内容は、数学の問題5問と英単語と漢字を5個ずつ覚える。範囲は今学校で習っているところ。勉強場所は部屋の机」
など細かく立てて、行動するまでの負担を減らすことによって、行動しやすくなります。

《習慣がつくまでの目安》

まず最初の目標は3週間!!(21日)
⇒イメージの定着までにかかる時間だと思ってください。
例)新居に引越をして自分の家と思えるようになるまで
古いイメージが薄れていき、新しいイメージが定着して上書きされると思ってください。

次はそこから+1週間!!(7日)
⇒勉強の習慣がだんだん負担にならなくなるまでもうひと踏ん張り。
もちろんサボってしまうと習慣がつくまでにかかる日数は増えます。
諸説ありますが、1日程度のサボりではそこまで影響はない実験結果も出てます。
ただし、2日間以上サボってしまうと習慣が定着しにくくなってしまいます!

習慣をつけるうえでとても大切になるのが、少しでもやることです。
体調不良などではない限り、約束の時間になったら決められた場所に移動しましょう。
最初は気乗りしなくても、手を動かせば気持ちは後からついてきます。
まずは場所移動をするサポートをしてあげてください!

《サボった時の対処法》

今日宿題をサボってしまったときに
「明日はちゃんとやるのよ!」
と言っても、お子さんにとって明日の約束は守られにくくなってしまいます。(やらない習慣の法則です)

それよりも効果的な対処法は、
「明日忘れずにやるためにはどう行動するの?」
と、やらなかった理由に焦点を当てるのではなく、やるための行動に焦点を当ててください。
やらない理由を尋ねてしまうと、言い訳名人なお子さんになってしまいます。

《番外編》

少し難しい方もいらっしゃるとは思いますが、子どもは親の背中をみて育つとよく言います。

親が全く勉強せず、○○が忙しいから…と言ってしまうよりも、TVを消して読書やTOEICや漢検など少し勉強を一緒にすることも大切です。
難しく考えず、お子さんの社会の教科書をみて復習するでもいいと思いますし、勉強は楽しいと思える環境を作ることも大切だと思います。

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この1ヶ月は特に外出も自粛される方がほとんどだと思います。
是非1度お子さんと話し合いの場を設けて、習慣付けの目標を立ててみてください。

前向きに捉えれば、学習習慣が必ず身につく1ヶ月です。
何となく過ごしてしまうとあっという間に新学期です!!
新学期をどう迎えられるかは親御さん次第です。


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これからもどんどん更新していきます。

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