映画「ファイナル・アカウント」を観て
1910年代に生まれたドイツ人は、当然のごとく思春期や若者としての時代をナチス党が政権を握るドイツで過ごします。
失業が溢れ経済的にも厳しい時代だった頃に出てきたナチス党は、若者達にとってまるでその困難な時代を救うヒーローの様に感じた事でしょう。
そんな10代後半にナチス親衛隊等に所属していた彼らも今は高齢者となりました。
彼らに対するインタビューを中心としたドキュメンタリー映画「ファイナル・アカウント」を観てきました。
最初は、彼らが受けた教育や、若者にとってナチスがど