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マイナスからプラスへ!インテリアデザインでお悩み解決できます

前回の記事では、コストや予算で
思い描いていた空間を諦めなくてもいい!
アイディアや発想でいかようにもグレードUPできることを
お伝えしました。

さて、今回は
間取りや、お部屋の構造やお造りのせいで、
当初のやりたいデザインやスタイルを
空間に落とせなくなっている…
こんなはずじゃなかった…
などの過去にご相談いただいたお悩み事例を
含めてご紹介できればと思います。



マンションの梁をどうにかしたい


マンションには、一般的な戸建て住宅と違い
天井を横断、または縦断するかたちで梁が出てきてしまいます

どうしても構造上、仕方ないことなのですが
中には、どうしても気になってしまう場所にあったり
梁自体が太く、圧迫感が大きすぎたりと
空間デザイン上、煙たい存在であったりします

多くは部屋の隅や外壁に添うように
梁がかけられていますが、
例えば、ダイニングテーブルエリアの頭上にあったり、

また、(梁には直接仕込めない)ダウンライトや照明を
調度落とし込みたい、まさかの位置にあったりと
間取りや構造上、様々なお悩みを伺ってきました。


梁をうまく活かしたデザインでカバー


もちろん、梁そのものはなくせないのですが
逆にそれを活かしたアイディアは沢山あります。
今回は、梁に合わせて間接照明を仕込み、
逆に長所に逆転させたパターンを
ご紹介します。



実例


間接照明を仕込んだ実例です。
照明を埋め込めるように梁を逆にふかして(太らせて)
さらに、雰囲気をだしています。



空間にそびえたつ柱


通常、柱は壁で間仕切る箇所など目につかないところに
入っています。

過去に担当させていただいた木造住宅、
LDKはモデルルームよりもかなり広いレベルで
素敵なアイランドキッチン、
壁であちこち仕切りをしない意向で設計が進められていきました。

ただ、構造上柱が足りないために
大空間に柱
どうしても構造上必要だという事で、設計士さん

アイランドキッチンの側に柱が3本(グレー部分)





もちろんこのままむき出しにして
素敵な空間を仕上げることもできますが
お客様のご意向は、隠した空間づくりでした。
 
 
何とかデザインの一部にならないかと、
ご提案させていただきました。







マイナス要素をプラスに要素に


動かせない柱を何とか、チャームポイントに出来ないかと
柱を隠す方向ではなくて
むしろ、柱を太らせてお好みのタイルをびっしり貼れば
印象ががらりと変わるのです。

あえて柱をフォーカルポイントとした、
大空間ならではデザインとしました。






今回は、マイナス要素をプラスに変えた方法をご紹介しました。
ネガティブ空間をご自身の居心地の良い空間に変えることは、
意外と簡単です!

お部屋造りやリノベーションでお困りの方、参考にしてみてください!


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