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「リファラル(採用)」で知人を紹介/推薦することをためらう3つの理由

リファラル(紹介/推薦)をためらう原因を考えた

私は小さい会社に転職してから、リファラル採用の存在を知った。リファラル採用は、会社に知人を紹介/推薦して、知人に採用フローへ進んでもらうことだと理解している。

リファラル採用には、利点がある。会社としては採用広報が楽になる。社員としては知人が会社に入社した時に何らかのリターン(例:金銭)がある。自分の所属する会社に貢献しつつ、目に見える形の報酬が貰えるのであれば、積極的に活用しない手はない。

しかし、私の会社ではリファラル採用が上手く回っているように見えない(注:話を聞く限り、昔は上手く回っていた)。よくよく考えると、知人をリファラル(推薦、紹介)することをためらう場合がある。その理由を3つ考えた。

ためらう理由1:待遇面で知人に薦めにくい

この理由は、fukabori.fmで取り上げられていた。「私は現状の待遇で問題ないが、知人は嫌がるかもしれない」と考えている人は、リファラル採用への協力に消極的である。それどころか、待遇で気にしているポイント(例:休暇、勤務体系、給与)が優れている別会社に転職する可能性がある。

リファラル採用で、本当に紹介できる・できないのリトマス試験紙になる = エンジニアのリテンションリスクが分かる

https://fukabori.fm/episode/17

ためらう理由2:選考落ちした場合、知人と気まずくなる

リファラル採用は、顔パス試験ではない。自分と知人が同じスキルレベルもしくは知人の方が優秀であったとしても、会社の方針や文化とマッチしなければ、採用見送りになる可能性がある。

採用見送りの場合、推薦する側は知人と気まずくなる。採用見送りをネタにして笑いあえる関係であれば問題ないが、そうでない場合も当然ある。気まずい関係になるのは、できれば避けたい。
 

ためらう理由3:(推薦/紹介できる)知人などいない

知り合いがいない、ただそれだけの場合もある。知り合いが居たとしても、「会社の採用選考を突破できそうな知り合い」がいない場合もある。

私の場合は、前職の人を二名リファラル採用へ推薦した。しかし、一人は待遇面で辞退(バックレ)、もう一人は選考落ちした。もう推薦できる知人がいない。友達が居ない訳ではない。総合的に判断した結果、推薦できる人がいないのだ。嘘だ。エンジニアの友達が居ない
  

まとめ

リファラル採用が上手く回っている会社は、どの辺に力を入れているかが気になるところ(HR畑の人間ではないので、積極的にリファラルについて調べるモチベがない)

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