発酵と腐敗 発酵と腐敗は どちらも微生物の活動の 結果で その微生物の日々の活動が 私たち人間にとって 有益であれば発酵 有害であれば腐敗 と呼ぶらしい あくまで人間目線での呼び方で じゃあ地球目線で見たとき 人間の活動は 地球にとって 発酵なのか腐敗なのかと ところで 人間にとっては腐敗であっても 腐敗したものをエネルギー源として 取り入れる微生物がいる なので 人間にとって腐敗であって 有害であっても 腐敗したものを 分解する生物にとっては 有益で… と
長崎の田舎にある 築130年の古民家 その古民家を少しずつ 手入れをしながら家族と 暮らしている 大工仕事で古い家の 改修工事に携わってきて いつか自分で直した古民家に 住んでみたいという 思いがあったが そのときがこんなに早く 訪れるとは正直思ってなかった 思ってなかったけど 来てしまったからには 仕方がない やるしかない ホリエモンがどこかで言っていた 桃太郎の話 桃太郎のおばあさんは 大概の人が気味悪がって スルーするであろう大きな桃を スルーせずにことも
50~60年前に植えられた 日本国内の杉・ヒノキの人工林 適切な管理がされていない人工林 つまり 今現在有効に活用されていない人工林は 1400万ha(静岡県20個分)だそう 戦後、私たちのじいちゃん世代の方たちは 50年、60年後に伐採することを考えて 植林をされた が、 国内需要を満たすには それでは間に合わず 海外から安い木材を輸入するように なった 大量に しかも 海外の安い木材といっても 高さ数十メートル、樹齢数百年 御神木クラスの原生の樹々 それら
焚き火の後の残り火 写真に撮ったら星空に見えた 案外、星空も炭の残り火も 同じものかもしれない 宇宙から見れば 私たちも微生物 太陽も地球も 銀河自体、誰かの焚き火あと なのかもしれない 古民家の土壁 そこにも 目には見えないけど たくさんの微生物が住んでいる 微生物の宇宙が そこには広がっていて たくさんの生き物の営みが 物語りが繰り広げられている その営みが組み合わさって 土壁となってる そんな微生物のお仕事で 私たち微生物は暮らしている
シオジの端材を削って 紙ヤスリで磨いてみた シオジの板 削って磨いてオイルを塗った たったそれだけで 美しい 何か道具にするつもりもないけど ただ見ているだけで 深い色と木目に 吸い込まれるよう 自然が作り出す美しさは とても深い
数十年前に植えられた はっさくの木 見事にたくさん実を つけてくれた 無農薬、無肥料 というか何十年も放ったらかし それでも これだけ美味しい実を たくさん 食べきれないくらい 実らせる 自然の力はすごいなぁと 何にもしなくても こんなに与えてくれる 感謝しかないですね
築130年の古民家に移住した 家族の移住まえに 最低限の改修工事が必要で 引っ越しの1カ月前に 工事をスタートした 畳をめくって板張りにしたり トイレと洗面所を新設したり 最低限といっても家族が 納得してくれるくらいには しておかなければいけなかったので まあまあの大工事になった あるご縁から 偶然紹介していただいた家で 大家さんのことも 歴代の住んでいた人のことも ほとんど何も知らない状態で 工事をスタートさせた 何年も空き家だったらしく 家の中は結構荒れていた 畳
家の横に池がある 家の東側に山があって その麓と家屋の間に 2m×10mほどの池が 掘られている 池の周りには昔の人の 丁寧な石積みが今も残っている 池には生き物もたくさんいる 蛙、おたまじゃくし、タガメ 各種トンボ、ヤゴ、アカハライモリ この家、この土地に決めたのも この池の存在が大きなポイントだった 生き物がたくさんいるというのも 一つの理由だけど それ以上にこの池に 昔の人の自然と調和して生きる 知恵が残されていると 思ったからだった この家と土地に出会う
お米作りを始めた 人生初田んぼである 近くの農家さんに教えて頂きながら 2反ほど田植えをした 田植えをしたと さらっと書いてみたが 田植えができるようになるまでの 作業量がとてつもない 今回は昨年まで別の方が 米を作られていた田んぼなので まだ作業は少ないらしいが あぜ塗り 肥料入れ 混ぜる 植える 単語はシンプルだけど 一つ一つは重労働である 機械を使うにしろ 自分で動くにしろ 時間も体力も気力も使う ケガをすることもあるだろうし 一日中太陽に照らされるとき
2021年7月から 家族で古民家暮らしを始めた。 暮らしながらリノベーション。 10年後に完成予定。 先は長いなぁと思いながらも この家は私の計画の13倍長く この場所に建っている 古い家だから もちろん隙間風もある 虫もいっぱい 猫だって雨宿りに入ってくる そして冬は寒い 薪ストーブ付けても寒い 不平不満を出そうと思えば きりはないが でもなぜだかとても安心感がある 機能としては 最新の新築住宅には敵わないが 130年この場所に建ち続け 住む人の命と財産を 守