森の恵みとじいちゃんたちの思い
50～60年前に植えられた
日本国内の杉・ヒノキの人工林
適切な管理がされていない人工林
つまり
今現在有効に活用されていない人工林は
1400万ha(静岡県20個分)だそう
戦後、私たちのじいちゃん世代の方たちは
50年、60年後に伐採することを考えて
植林をされた
が、
国内需要を満たすには
それでは間に合わず
海外から安い木材を輸入するように
なった
大量に
しかも
海外の安い木材といっても
高さ数十メートル、樹齢数百年
御神木クラスの原生の樹々
それらが
現地民の反対を
無視して次々となぎ倒された
ブラジル・アマゾンの森林伐採、94％は違法 報告書
https://www.afpbb.com/articles/-/3347217?pid=23328448より
日本は世界の木材流通の5割に
に関わっているそうなので
世界の無茶な森林伐採は
かなりの割合で
日本のせいであるようだ
昨今の世界情勢による
物価高騰
特にウッドショックは
大工を生業にする私には
文字通りショックであったけど
実は逆にこれはチャンスで
海外での無情な搾取を止め
自分たちの身近にあるものを活用し
ムダな大量生産、大量消費をやめ
等身大の暮らしに戻すための
必然であるように思う
そろそろ
じいちゃんたちが孫たちのために
用意してくれたものを
ありがたく活用させていただきます
美しい
参考
NPO法人森の蘇り
https://mori-no-yomigaeri.jimdo.com/
全国で人工林の管理・活用を重機を使わない
皮むき間伐で実践されています
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