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葬儀のDX化とはどういうものなのか、ChatGPTに訊いてみた

デジタルとの相性があまり高くないとのイメージが個人的に強い葬儀業界。

とはいえ、デジタルの波を食い止めることはほぼ全てで不可能に近い現在、葬儀業界でDX化のケースや成功の定義などについてChatGPTに訊いてみたので共有します。


ChatGPTに訊いてみた結果

ChatGPTへの入力プロンプト

ChatGPTに対しては、下記のプロンプトを入力してみました。

葬儀のDX化を検討している。葬儀をDX化した事例を世界から探して3つ挙げて。また、DX化成功の要因とそもそもの成功の定義を挙げて。

リクエストとしては、①DX化事例、②DX化成功要因と成功の定義の2つです。
なお、ChatGPT4oを使っています。

ChatGPTからの回答

想像していたよりも充実の回答が返ってきました。

下記、回答内容をすべて貼り付けます。
*一部読みやすいように体裁を整えていますが、文言については加筆修正していません。

葬儀のデジタルトランスフォーメーション(DX化)の成功事例をいくつかご紹介します。
1.オンライン葬儀とバーチャルメモリアル: アメリカやイギリス、オーストラリアでは、葬儀のオンライン化が進んでいます。例えば、葬儀をウェブキャストで配信したり、オンラインで追悼ページを作成したりするサービスが提供されています。また、360度ビューのバーチャルリアリティツアーを利用して、遠方に住む家族や友人が葬儀に参加できるようにしています​ (Research)​。
2.価格比較と事前計画ツール: 葬儀の価格比較サイトや事前計画ツールが登場しています。これにより、利用者は複数の葬儀プランを比較検討し、最適な選択ができるようになっています。例えば、オンラインプラットフォームを通じて、葬儀の見積もりを取得し、プランを予約することが可能です​ (Research)​。
3.AIとデータ分析の活用: 葬儀サービスの提供にAIとデータ分析を取り入れた事例もあります。これにより、顧客のニーズをより正確に把握し、個々のニーズに合わせたサービスを提供することが可能となります​ (McKinsey & Company)​。

DX化の成功要因】
1.顧客中心のアプローチ: デジタルトランスフォーメーションの成功は、顧客のニーズと体験を中心に据えることにあります。新しい技術を導入する際には、それがどのように顧客の利便性や満足度を向上させるかを重視します​ (Amplitude)​。
2.データ駆動型の意思決定: データを活用して顧客の行動を分析し、そのデータに基づいてサービスを改善することが重要です。データ駆動型のアプローチは、より効果的な意思決定を可能にし、サービスの質を向上させます​ (Amplitude)​。
3.技術と人間の調和: デジタル技術を導入するだけでなく、それを使いこなすための従業員の教育や新しい働き方への適応も重要です。技術と人間が協力して働くことで、真のDX化が実現します​ (Amplitude)​。

成功の定義
成功の定義は、以下の要素に基づいて評価されます。
1.顧客満足度の向上: デジタルサービスの導入により、顧客の満足度が向上し、利用者からのポジティブなフィードバックが増えること。
2.業務効率の改善: デジタルツールを活用して、業務プロセスが効率化され、コスト削減や時間短縮が実現されること。
3.収益の増加: 新しいデジタルサービスの提供により、新規顧客の獲得や既存顧客のリテンションが向上し、収益が増加すること。

これらの要素を踏まえて、葬儀業界のDX化を進めることで、より多くの人々にとって便利でアクセスしやすいサービスを提供することが可能になります。

ChatGPTの出力を受けて

葬儀業界のDX化事例について

オンライン葬儀や価格比較は、日本でも目新しいものではないですが、AIの活用は「そこまで進んでいるか!」という意味で意外でした。
ただし、引用元のMcKinseyのレポートでは葬儀に関するものは見つからなかったため、「葬儀とAI/データ活用」については今後追いかけて紹介しようと思います。
なお、「葬儀 AI」でグーグル検索したところJapan Funeral Businessさんの動画が挙がっていたので参考までに紹介します。

DX化成功要因

成功要因については特筆すべき内容は特に見当たらないですが、DXの根幹であるデータをどのように蓄積するかから、取り組みを葬儀会社は始める必要があるのかもしれませんね(葬儀の前に故人と関係を築いてデータを収集するなど)。

DX化成功の定義

成功要因同様、特筆スべき内容は見当たらないですが、顧客満足度の向上(お別れの場で気持ちのしこりは残したい遺族はいない)、業務効率の改善(人不足の解消をどのように実現するか)、収益増加(コロナをきっかけに葬儀の簡素化進展で単価下落にどのように立ち向かうか)は、業界特性に当てはめると見えてくるものがあるでしょう。

まとめ

現在の科学では誰もが迎える「死」。送る者と送られる者のお別れが、デジタルの力で良いカタチ(適切な表現が浮かばずすみません)となればと思うとともに、まだまだデジタル化の余地はたくさん残されている業界だと言えます。
デジタルの知見が豊富な若者の力を借りた葬儀会社の変革はビジネスとして一定の規模が期待されるでしょう。

アイキャッチ画像:UnsplashPablo Lancaster Jonesが撮影した写真

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