検討に向けた準備 ー ぼくが起業した理由
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検討を開始した時期
会社の設立は2022年3月18日。
本格稼働は5月1日ですが、起業に向けた検討は前年の2021年1月から始めました。
ぼくは2009年から毎年年初に、その年の目標を5つのカテゴリーについて書いています。
(5つのカテゴリー:仕事、教養、家庭・社会、健康、財産)。
改めて過去に立てた目標を見返してみると、2017年から仕事のカテゴリーに「独立の検討」が入っていました。
「独立の検討」は自分の人生にとってとても重要なことなのですが、特に会社に不満があって検討しようと思ったわけではなかったので緊急性が低く、なかなか手がつけられていませんでした。
まさに「重要度/緊急度マトリックス」(通称:アイゼンハワーマトリックス)の「重要だが緊急でない」象限にある項目でした。
長い時間軸で考えた場合、本当に時間を費やすべきなのは「重要だが緊急でない」象限の項目といわれています。
2021年年初に目標を立てるときに「今年こそはちゃんと検討しよう」と決め、それを確実に実行するための方法として、毎週日曜日を「終日検討の日」とすることに決めました。
この決定によって、それまで5年間も停滞していた検討が進み始めました。
やったほうが良いことがなかなかできない場合は、やる時間を決めてしまうことが有効ですね。
To-DOリストの作成
何かを検討するときは、いきなり個別の項目について考え始めるのではなく、まず全体像を把握することが大切だと考えています。
そのため、検討を始めた最初の日曜日、2021年1月24日に起業するために検討すべき項目を洗い出してTo-Doリストを作成することからスタートしました。
上記が実際に作成したTo-DOリストです。
黒文字が作成時からあった項目、赤文字は後から必要なことがわかって追加した項目です。
こうやってみると抜け漏れもかなりありますが、起業に向けた全体像を大まかにでも把握することにはとても役立ちました。
お話しするテーマの全体像
To-DOリストの項目をもとに、次回以降、下記の流れでお話ししていきたいと考えています。
(話しをわかりやすくするために、もとのリストから一部順番を入れ替えました)
お話しするテーマ
このうち最後の「登記申請、役所への届出」は、過去の投稿でご紹介した通りです。
「登記申請、役所への届出」note記事:
今日のポイント
今日のポイント
長い時間軸で考えて本当に時間を費やすべきは「重要だが緊急でない」こと
なかなか手がつけられないことは「やる時間を決めてしまう」
検討を始めるときは、全体像把握のためのTo-DOリスト作成からスタートする
次回のテーマ
次回は、まず「1 なぜ起業したのか」についてお話しする予定です。
会社員生活に漠然とした不安を抱えている方、起業を検討されている方、ご自身の来し方行く末を考えている方などのご参考になれば嬉しいです。
投稿は「マガジン」にも保存していきます。
マガジン保存先:
「学びをよろこびに、人生にリーダーシップを」
ディアログ 小川
美味しいものを食べて、次回の投稿に向けて英気を養います(笑)。