蒼の世界
カモメのジョナサンは仲間たちのように毎日餌を採るだけの暮らしには満足できず、飛行技術を向上させるために日々ひたすら努力を重ねていました。
普通のカモメらしく生きることの出来ないジョナサンは、とうとう群れを追放されてしまいます。
それでもジョナサンの空を飛ぶことへの情熱は消えることはありませんでした。
普通のカモメを遥かに越えた飛行能力を身につけたジョナサンは、ある日自分の能力を超える飛行技術を持った2羽の輝くカモメと出逢います。
彼らの導きによってジョナサンはより高次の世界に入っていくのです。
「かもめのジョナサン」
リチャード・バック著
もし鳥だったら
どんな世界を探し求め
飛び続けるのだろう・・・・・・
飛べない鳥が見つけた場所は
美しい蒼空の広がる場所でした
夕暮れには群青に
夜には藍の宙に月が浮かび
満天の星に包まれる
刻々と移りゆく無二の蒼は
永遠の時の存在を感じさせてくれる
空は何処までも宙で
魂は何処までも魂で
永遠の旅を続けているのだと
もし鳥だったら
最も美しい蒼の世界を求めて
飛び続けるだろう
夢を追い求めることは
高次の世界と繋がり
今の自分を越え
さらに高みを目指すこと
それは精神性を高めることであり
自分の中の神性に気付くこと
まわりに流されることなく
凛として美しく
揺るぎない精神で
ジョナサンのように
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