漫画家が選ぶ、作業環境を改善した便利グッズ6選
デジタルアートや在宅勤務に限らず作業環境が、日々の生産性や勉強効率にどれほど影響を与えるか、私たちはよく知っています。
特に長時間にわたってデスクに向かう作業が続くと、作業効率や快適さを向上させるためのツールやガジェットがどれほど重要か痛感します。
この記事では、漫画家である私が実際に使用し、特に役立ったPC周りの便利なグッズやガジェットを6つ紹介します。
他ではあまり紹介されていないものもあると思います!
これらのツールは、作業効率を劇的に向上させ、長時間の作業でも快適さを保つことができます。
ぜひ、あなたのクリエイティブライフの参考にしてみて下さい。
効率アップ間違いなし!おすすめPC周りのアイテムたち
1. 空中に浮かせてスッキリ作業!モニターアーム用ブックスタンド
アピールポイント: モニターアームに取り付けられることで、机の上に置かずにブックスタンドを使えるのが最大の魅力です。
デスク上のスペースを広げ、資料を常に目の前に置けるため、作業の中断や移動が減ります。
さらに、スタンド自体がフレキシブルに動かせるので、必要に応じて資料を手元に引き寄せたり、視界を確保しやすい位置に調整することができます。
使用感
このブックスタンドを導入してから、デスク周りが驚くほどスッキリしました。
特に、液タブや複数モニターを使用する環境では、デスク上に資料を置くスペースが限られますが、このスタンドのおかげでスペースが確保でき、効率的に作業を進めることができるようになりました。
資料を必要なときにすぐに引き寄せ、不要なときはさっと遠ざけられるのも非常に便利です。
注意点と言うわけでは無いですが、モニターアームは別途用意する必要があります。
以下のアームのように関節が多く回転角度が広いものをおすすめします。
2. 肘も肩もラクラク!アームレストで長時間作業を快適に
アピールポイント: 長時間にわたる液タブやペンタブの使用は、肘や肩に負担をかけがちですが、このアームレストはその負担を大幅に軽減してくれます。
肘を安定させることで、腕の動きが固定され、より正確な描線を引くことができます。また、肩への負担が軽減されることで、長時間の作業でも疲れにくくなります。
使用感
液タブを使用する際、このアームレストのおかげで肘にかかる負担が軽くなりました。
特に長時間の作業では、肘がデスクに直接触れると痛みや疲労が溜まりやすいですが、アームレストを使えばその問題が解消され、より快適に作業が続けられます。
安定感が増すことで、描線も滑らかになり、精度の向上にもつながります。
大きな液タブを使っている方は検討の価値大ありです!
昔使っていたタイプのものですが関節のあるタイプのアームレストは昔に記事にしています。
今回のアームレストは記事にあるアームレストからクランプ部分が薄くなっていて弱点部分が消えていてかつ安いです。
3. コンパクトでどこでも作業!Microsoftデザイナーコンパクトキーボード
アピールポイント: 発売と同時に購入しました。
このキーボードはコンパクトで持ち運びがしやすい点が最大の特徴です。
Microsoft製のため、接続の安定性が高く、ワイヤレスで使用していてもラグや接続切れがほとんどなく、非常にスムーズです。
また、シンプルで洗練されたデザインは、作業環境を美しく保ちたい方に最適です。残念ながら現在は廃盤ですが、中古市場で手に入れる価値がある一品です。
ボタン電池式ですがバッテリーが膨張したり、頻繁に充電する必要が無いので理にかなっています。
使用感
持ち運びに適しているため、外出先や移動中でも活用できるのが大きなメリットです。
altの右隣にある絵文字キーやスペースキーの左隣に半角英数キーなどがありその点も使いやすいです。
液タブを使っているときに、キーボードが必要になった際も、簡単に取り出してすぐに作業に取り掛かれるのが便利です。
キーのタッチも非常に軽く疲れづらい設計ですが、一方でどうしてもぺちぺち感はあるので長時間使っていると指は痛くなってくるかもしれません。
接続も安定しており、作業中に接続が途切れるようなストレスを感じたことは一度もありません。
4. マウスいらずの万能キーボード!FMVモバイルキーボード
アピールポイント: 富士通のノートPCに搭載されているキーボードと同じ設計を持つFMVモバイルキーボードは、打鍵感の良さで定評があります。
特に、タイピング時の心地よいフィードバックと静かな音が特徴です。さらに、このキーボードにはタッチパッドが付いており、マウスを使わなくても直感的な操作が可能な点も大きな魅力です。
富士通の製品は総じて非常に軽量で、持ち運びやすいノートPCやデバイスが多く、このキーボードもその例に漏れず軽量で持ち運びに強みを発揮します。
富士通のキーボードは長年日本語入力に携わってきたためか変な癖のあるキー配置などがなく非常に使いやすいです。
また印字も大きく見やすいのもgoodです。バックライトは美しく暗い室内でも便利ですが、バッテリーは持たなくなります。
使用感
FMVモバイルキーボードは、持ち運びにも据え置き用としても便利で、非常に多用途に使えます。
特に自宅での作業時に、打鍵感の良さが作業を快適にし、長時間のタイピングでも疲れを感じにくいです。
さらに、タッチパッドが非常に使いやすく、マウスを引き寄せる必要がないため、デスク上での作業がより効率的になります。
富士通製品特有の軽量性がここでも発揮され、持ち運びやすさが非常に助かります。
Amazonよりも楽天市場で購入した方が良いかもしれません。
5. 文字打ちに集中したいときに最適!Keychron K3 Pro(青軸)
アピールポイント: KeychronのK3 Proは、メカニカルキーボードとしてデザイン性と打鍵感が高く評価されています。
青軸は、カチカチとした独特の打鍵音が特徴で、タイピングが楽しくなるアイテムです。
ただし、静かな環境で使用する場合は打鍵音が少し気になるかもしれないので、茶軸などの静かなタイプを選ぶのも一案です。さらに、このキーボードにはMac用のキーも付属しており、Macユーザーにも優れた使い勝手を提供します。
使用感
メカニカルキーボードならではの心地よい打鍵感が特徴です。
シナリオやプロット作成など、文字打ちに集中したい時に使っているキーボードで、そのリズム感が作業効率を向上させてくれます。
青軸のクリック感が強調されるため、タイピングの楽しさも増します。
夜間や静かな場所での使用は少し配慮が必要ですが、その分、クリエイティブな作業においては頼れるアイテムです。
6. クリエイター必携の作業効率化ガジェット!TourBox Elite
アピールポイント: TourBox Eliteは、クリエイター向けのカスタマイズ可能なショートカットデバイスです。
PhotoshopやClip Studioなどのグラフィックソフトを使う際に、よく使う操作を簡単に設定でき、作業効率を大幅に向上させます。
さらに、プリセットの自動切り替え機能や頻繁なアップデートで、ソフトウェアが常に進化していくのも大きな魅力です。
使用感
TourBox Eliteは、私の作業の流れを劇的に変えました。
特に、クリエイティブアプリの操作をキーボードやマウスから手を離さずに行えるのは大きなメリット。
クリエイティブアプリ以外でもブラウザにエクスプローラーにフォトアプリなどあらゆるアプリに設定を割り振っています。(ゲームとかにも)
頻繁に使用するブラシサイズの変更やレイヤー操作など、あらゆるカスタマイズが可能で、効率化に欠かせないツールとなっています。
アップデートで機能が拡張されるのも嬉しいポイントですが、今後デバイス自体の進化にも期待したいところです。
酷使しているボタンが接触不良なのか使えなくなることがあるので耐用性の高い仕様に変更されるのを待つのも良いかと思います。
4万円するデバイスが耐久性能が低いのは問題だと思います。(ガラスのエースみたいなデバイスになってしまっている・・・。)
ただ私はコンソールアプリの出来が素晴らしいのもあって乗り換えられないです。購入するならNeoをお勧めします。
有線接続のみで触覚フィードバックは削られていますが、出来ることはEliteと変わりません。
TourBoxEliteの詳細レビューは別で記事にしています。
7. 普通のディスプレイがタッチ対応に!タッチパネル化キット
アピールポイント: 通常のディスプレイをタッチパネル化するためのキットで、資料の拡大や縮小を直感的に行えるようにするガジェットです。
特に、マウスやキーボードの操作から解放されたいクリエイターにとっては、非常に便利なアイテムです。
最近はタッチディスプレイ自体が高解像度化していますが、コストパフォーマンスを考えるとこのキットも十分に価値があります。
使用感
タッチパネル化キットは、資料や画像を素早く操作したいときに非常に役立ちます。
液タブを使用しているとき、キーボードをすぐに使えないことがしょっちゅうあるのですが、このキットがあれば、簡単なタイピングやブラウザでの調べもの、スクロールなどがスムーズに行えるため、作業がより効率的に進みます。
画面を指でスライドさせて拡大縮小できるのは、参考資料を確認しながら作業を進める際に大きな助けになります。簡単に取り付けでき、反応も速いので、タッチ操作に対応したい方にはおすすめです。
注意点としては似たような製品が他のメーカーからも出品されていますが、複数指に反応はするもののマルチタッチに対応していない劣化品が多いです。
まとめ
紹介したガジェットやツールは、それぞれ異なる作業のニーズに応じて選ぶことができ、いずれも作業効率を向上や積み重なって来るストレス軽減に期待が持てます。
モニターアーム用ブックスタンドやアームレストは、作業環境のスペース確保や疲労軽減に大きく寄与してくれます。
また、キーボードにこだわる方には、KeychronやFMVキーボードのような選択肢もあり、自分のスタイルに合わせて最適なものを選ぶことができます。
Microsoftデザイナーコンパクトキーボードは、液タブとの併用時にもサッと取り出して使えるのが便利で、FMVモバイルキーボードはタッチパッド付きでマウス不要。
Keychron K3 Proは、Mac対応で文字入力作業にも最適です。
皆さんは、PC周りで愛用しているガジェットやツールはありますか?
ぜひコメントで教えてください!
また、この記事が参考になった方はシェアしていただけると嬉しいです。
どんなツールが作業効率を高めているのか、皆さんの意見もお聞きしたいです。
今回紹介したツールはデバイスやガジェットでしたが、次回はアプリにフォーカスしてまとめたいと思います。
今まで紹介したアプリは以下のものです。
もしよろしければ読んでください!
どれも最新版が公開されたり後継版が登場したりしていますので近いうちにまとめて記事にしたいです!
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