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( ・∀・)「流星と0時40分のようです」
andropの楽曲、0:40より
スマートフォンの待ち受けに表示された数字は0:40、約束の時間から40分も過ぎていた。
小高いこの丘には街の光が届かず、周りには吸い込まれそうなくらいにシンとした闇と、
憎たらしいくらい綺麗な星空が広がっていた。
( ・∀・)「帰ろう、かな」
40分も待ちぼうけだった俺はズボンに付いた土をポンポンと払いながら、最後になるであろう星空を目に焼き付けようと空
三題噺:明日は来るのか
数年前に書いたやつを他のサイトから掘り返して来たので、投稿。
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お題:①夕焼け ②原チャリ ③焦燥感
焦げ落ちてしまえばいいのにと思いながら燃え盛る空を眺めていると、経年劣化で輪郭がぼやけた姿のあの子は言う。「明日になれば、奇跡が起きるよ」と。記憶の中で微笑むあの子へ向けて、俺はポツリと聞き返す。「明日は来るのか?」
編入試験の不合格通知が来