「ヘルシーに生きる」1
お洒落をして、好きなカフェによるなんでもない日常を過ごす幸せ。
金曜、10時、起床。
今週から語学学校のタイムスケジュールが変わり、月~木まで1時間ずつ授業時間が増える代わりに金曜は行ってもいかなくてもいいという時間割になった。
今日はお気に入りのパン屋さんに行って、コーヒーを買ってから図書館に行こう。
「は~メイクするとやっぱり気分上がる!」
私のルームメイトのメイクアップアーティストの人が言っていた。
時々私もメイクをしてもらっていて、自分の顔がメイクで別人のように変わることにびっくりする。
...今日は誰に会う予定もないけど、化粧をちゃんとしておしゃれをして出かけるか。
ということで、最近マーケットで買ったえんじ色の襟付きトップスとカーキ色のスカートを合わせ、お気に入りのヘアバンドをしてサングラスをかけてパン屋さんに向かった。
コーヒーを頼んでから、なんのパンにしようか迷っていると、
店員さんが
「do you want sweet? or savory?」
と聞いてきた。
「前に買ったジンジャータルトはおいしかったけど、新しいものも気になっています。」
と言うと、これはどう?と名前がRから始まるよくわからないデニッシュをおすすめしてくれたのでそれを買うことにした。
見た目は漬物だが、味はストロベリーに似ていて甘すぎずおいしい。
素敵な服屋さんやいい匂いがするカフェの通りをコーヒーをもって、姿勢をよくして、好きな音楽を聞きながら歩く。
歩きながら
「ああ、とても幸せだなあ。」
と思った。
飛行機が開発される前、海を渡って海外に行くことはとても難しかった。
iPhoneを持ってない時代、歩きながら自分の好きな音楽を聞くことなんて考えられなかった。
英語が苦手で使えないと思ってた頃は、コーヒーを頼むので精一杯だった。
今日平日なのに10時に起床して、パン屋さんで店員さんのおすすめのパンを買い、姿勢をよく歩きながらコーヒーを飲んで目を覚まし、いま図書館でブログを書いている。
とても平凡で、こうやって書いていなかったら忘れていく日常。
幸せだなあ。
(私は書き始めると詳細を書きたくなっちゃうので、ついつい導入が長くなっちゃうんですね。本題はこのあとなんですけど、この話も省略したくないので、「ヘルシーに生きる」続編に書きます。)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?