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大学生が「新版 思考の整理学」を読んでみた。

こんにちは、大学生YouTuberのSOMです。

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さて、今回は外山滋比古先生著の「思考の整理学」について話していきます。


もしかすると、知ってる人からしたら「知る人ぞ知る」って感じなのかもしれませんが、。


本との出会い

僕がこの本を知ったのは確か大学一年の10月11月くらいでしょうか。

大学の図書館で借りました。

そして時を経て、兄弟の家族教育のため、本日2024/02/24、この本を手に取りました。


見るからに「思考」とか「整理」とかいう、

いかにも自己啓発的な匂いと、仰々しい言葉が並ぶのですが、

言いたいことは至ってシンプルなことです。


思考を整理する上で、現代の世にはいらないものが多い、って感じでしょうか。

僕はそう解釈しています。


カバーの帯には、


「東大&京大で1番読まれた本(大学生協調べ)」


と、大々的に売り出されているものだからどれほどすごいのだろう、、、と期待を膨らませていましたが、

考えればわかることです。(って言うのが一般的じゃないのでしょうか…)

本当に最近わからなくなります。

学校教育が大事でないこと、暗記教育なんかク○くらえ、ってくらい既知ではないのかという、イメージ?幻想?、があるのですが、

東大生京大生に一番読まれること自体あんまりピンときません。

何を以ってこの本を選んだというのでしょう。

もしかすると「みんな読んでるから」、

的な風習があったのかとも想像してしまいます。

もちろんそういった「普遍性」を兼ね備えた名著であることは間違いないのですが、

やはりこういった事柄は「いわゆる学問」よりも優先して教育されるべきですよ、ホントに。

実際、この本が出版された時よりも時代は随分変わりました。

もはや人手が必要でなくなったり、

芥川賞を受賞する人でさえ頼めるところは機械頼みにするとか、

当然、人間よりも正確さとか、扱いやすさいう面では「便利」すぎる代物なわけですが、これが人類に浸透するとき果たして人の何が幸せになるというのでしょうかね。

まぁ、色々あります。

まあ、そういう意味では日本人が少子化に進むことにもあんまり危機感を抱かなくても良いのではないか、なんて10代の目線ではそう感じます。
(少子高齢化に詳しい方いらっしゃったら反論是非お願いします。)

根本的な解決策を見出し、そういった若者に目線を合わせてくれたのが外山先生であるならば、もう感銘するばかりなのですが、

そう簡単にこの事態についての議論を終わらすわけにはいかない気がします。

結局この本がたどり着いたのは、至ってシンプルなことだったのです。

僕は、
シンガーソングライターの長渕剛さんや、
歴史作家の加治将一さんが好きなのですが、

彼らの言う、

「魂」だったり、

「愛・思考脳」(実際に加治さんのYouTubeチャンネル名は「愛と思考脳サロン」ってなってます)だったりと、

そことあまり変わりないように僕は感じています。

皆さんはどうでしょうか。



なんだこの価格の差は。

さて続いて、

そして、このサムネにした本と同じカバーを僕は購入したわけですが、

実は同じ題名の本が他にも3冊ほどあったのです。

大きい字に印刷した本は1600円くらいだったので流石に買いませんでしたが、他の2冊くらいと見比べ始め、

「何が違うのか」と後ろのカバーにある料金を見ると、

購入したものの方が100円ほど高いのです。

なぜなのか、とカバーの帯を見ると、下の方に、



「2009年の貴重な録音テープを発掘「東大特別講義」初収録」


とありました。

これを見てもちろん高い方を買うに至るわけですが、

内容としては(詳しくは本を購入いただければっ)

東大の駒場キャンパスに外山先生がいらっしゃって、講演をなさっている録音の文字起こしをした文面が巻末に載っけられてるって感じです。

はっきり言って、


「価値の安売り」でしょこれ。


もちろん、書いてある事柄は本の根幹の内容と同じであり、

新しく知識を得るためにはさほど必要ないのかもしれません。


ただ、別に外山先生の大ファンになったわけではまだありませんが、

まだ他界なられて4年ほどなのに、扱いが酷くはしないかと感じております。


まとめと絶望

はい、というわけで。

この本を読んで、、というか、本を読んでいろんな考え方を知るたびに、


生きることに価値を感じなくなる、という謎現象が起こってきました。


それ自体が絶望と言いたいんじゃありません。

この思いを一体どれほどの人が共感してくれるのか、

と考えるとまさに、、

”絶”たれた”望”み、

って感じです。

こういうのにも最近の子は「エモい〜」なんて言うんですかね。
最近の人なのにわからないっていう。


ここまで辛辣なまでに色々と申す人も少ないのはわかってます。

ただ、これが僕にできる僕の”少年”にとっての最後の悪あがきな気がしてなりません。

そう言う意味ではいいですよね今の時代は。

形さえ考えれば、自分の軌跡みたいなものを残せるし。


と、文句垂れながら、今日も明日も「思考を整理」していくのでしょう。


…締まりましたかね?

はい笑

本日は以上です。ではまたっ。

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