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私の推し小説

時折ふと読みたくなる。
寝る前に一編だけゆっくりと読む。
そんな小説があります。

梨木香歩さんの「家守奇譚(いえもりきたん)」です。

大学生の頃ふらりと立ち寄った生協で、何となく、
表紙に惹かれて購入したことを覚えています。

亡き友人の実家を預かることとなった
売れない物書きの主人公が過ごす
すこし、ふしぎな日常が描かれます。

植物に懸想されることも、
小鬼や河童、亡き友との交流も
ありのまま受け入れる主人公を通じて
植物に触れ、天気や季節の移ろいを感じ、
ゆったりと時を過ごすような心地になる小説です。

連作短編集なので、
好きな時に好きな章だけ読んで楽しめますよ。

場所の問題でできるだけ本は処分して
電子書籍にしていますが、
本棚に置いておきたいなと思える本のひとつです。




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