見出し画像

絶対にお勧めしない後味の悪い映画のイチオシ

映画が好きな生産部佐々木です。
 
今回のブログのテーマは「私のイチオシ」なのですが、
私はひねくれ者なので
「絶対にお勧めしない後味の悪い映画のイチオシ」
語らせてもらいます。
 
それは2000年に公開されたラース・フォン・トリアー監督作品の
ダンサー・イン・ダーク」です。
(ネタばれしないように一部伏字となります)

あらすじ
女手ひとつで息子を育てる女性。病によって失明寸前の彼女は、同じく視力を失いつつある息子の手術費用を貯めていた。しかし隣人に○○な○○を狙われ、それを取り返そうともみ合ううちに○○は○○を○○てしまう。 

あらすじだけでも十分に悲劇的な内容なのですが
映像の力」が悲劇を倍増させていくのです。
(悲劇なら同情できる部分もあるし…)
 
この映画の主役「セルマ」は
アイスランドのディーヴァ「ビョーク」が務めており、
ストーリーに時折挿入される「ミュージカルシーン」では
彼女の圧巻の歌声も堪能できますが、
この「ミュージカルシーン」実は逆境に打ちひしがれた
セルマの「○○」なのです。
 
それなのに、ああ、それなのに…
当時のTVスポット予告編ではあたかも
ハッピーハッピーミュージカル」のごとき編集がなされ
多くの純粋無垢な映画ファンたちを劇場へと誘ったのでした
(しかもカンヌでパルムドール取ってるしね
(だったらなおさら警戒という意見もありますが))
 
Filmarks(作品レビュー投稿サイト)やSNSもなかった時代、
頼りの綱は「予告編」と「映画雑誌」と
映画評論家の作品批評」くらい。
けれども私が記憶している限りそのどれもが
本作を「感動の名作」として扱っており、
鑑賞後に訪れる「映画事故」を疑う余地はありませんでした。
 
新春の新宿の映画館で観たこの作品、
エンドクレジットが流れ、客電が疑いようもないくらいに
明るい劇場に響いた「これで終わり?」の声を
私は忘れる事が出来ません。
 
絶対にお勧めしません!(見たくなりましたよね?)



★おすすめ商品はこちら★

映画館で販売されていたら絶対目を引く!
全面厚盛り箔押しクリアファイル
端まで箔押し可能!高い鏡面性の箔を使用しており、
細かいドットの表現も可能な最新箔押しファイルです。

オリジナル販促品・販促グッズ・ノベルティや
オリジナルクリアファイルなら、大同至高株式会社へ。
デザイン・設計もお任せください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?