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営業と簿記 20/n 販売準備2/2

19/nで販売のために特性を見てきました。
商品を手に取っていただくために、毛糸を必要としている人の求める特性に合わせて商品を開発していますので、この時点の特性の確認は販売のための最終確認です。
明るく発色が良い、羊毛100パーセント天然素材、細めの糸などの特性は必要としてくれるひとがいてはじめて販売に結びつきます。
 また、必要としてくれている人の立場によっても販売の考え方は変わります。
 一般の個人のかたに向けて少しずつ売る商品なのか。
 企業向けに大量に作って売る商品なのか。
 一般の個人のかたに向けに売る場合には目を引き付けるために個包装が、可愛かったり、おしゃれだったりするものにする必要がありますが、企業へ大量に提供する場合には個包装自体が不要である可能性もあります。
 必要としてくれている人の立場に立って、商品の持つ特性を十分に理解し、どのような状態であれば利用しやすいかも把握します。
  ここまでを少し整理しますと以下のようになります。
  必要としている人の希望を理解する→どのような商品を作るか考える→その商品はいくらで作れるかを計算する→実際に作る(工業簿記で触れた部分)→ 必要としている人の希望とそれがいくらかなのかを頭に入れて販売する。

必要としているひとへ必要なものを提供する

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