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営業と簿記 21/n 価格設定

19/nと20/nで営業のための準備をしてきました。必要としている人の希望とそれがいくらかなのかを頭に入れて商談に臨みます。

営業の大事な判断として、価格設定があります。
ひと箱50000の毛糸を50000で売ってはその企業に未来はありません。
その企業の方針や提供する価値によって利益の載せ方は様々ですが、売上原価の15%を利益の目標とするならば、まずは20%の利益を載せます。
50000に対する20%分を上乗せするので、60000からお客さんとお話しすることになります。
企業は、自分たちの提供する価値は素晴らしいものだと信じています。
ですので、その素晴らしいものを普及させていきたいと思っています。
普及させていくためには現状の自分たちの提供する価値の原価でお客さんに渡していっても、普及させるための余力が作れないので停滞することになります。
利益を出すというのはよりよい価値を作り出し、必要とするひとに届けていくための余力を作っていくことです。そして、予期せぬ災害で価値の提供が出来なくなりそうなときでも、その価値を提供し続けていくために残していくものでもあります。


営業は価値を理解してお客さんのもとへ出向きます

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