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日本語教師になるよ!と、試験について。

 ようやく、日本語教師として働けることが決まった。タイのとある大学にて採用してもらえることになったのである。おめでたい。おめでたい。
ワクワク4割、不安6割ではあるものの、大学で働くというのはワクワクでしかない。
 採用までの手順は一般的なものだ。まず志望動機と履歴書のようなものを送る。それから面接・模擬授業である。

 志望動機には、自分をぶつければいい。自分のやろうと思っている授業。教師としての信念、とまでいかなくても、意気込みなど。それからその学校を選んだ理由。これをうまくマッチさせるのである。どこでもいいわけではないはずである。そこを突き詰めて考えると選んだ理由が見えてくる。あとは書くだけ。

 模擬授業、これが厄介。何がいいのか、何が正解なのかわからない。いくら作ってもこれでいいのかなと思う。しかし、そういうものである。そもそも考えてみよう。新任やほぼ新任の先生に何を期待するか。技術などない。知識も浅い。そんな事はわかっているのだ。そこで大切なのは、熱意と性格。学び続けるか、成長するのか、これが熱意。問題を起こさないか、他の教師とやれるか。性格である。これを見られていると思って間違いないのではないだろうか。
 面接も同じである。普通であればいい。素直に答えればいい。相手はこの人でいいか、自分の学校に受け入れていいのか、やっていけるのか、その人当たりを見ている。長所が何だから30点、などという点数の付け方をしていないのは自明であろう。

 無理をする必要はないのだ。ありのままでいいのだ。自分を偽って受け入れられても本当に合う学校ではない。無理をして通れば苦労する。そうではなくて、自身の良さを活かせばいいのだ。と、思って受けることに私はしている。あくまで私は、である。読者のみなさまの採用結果には責任が負えない。そこは了承いただきたい。


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