インド行ってきました(1)
DDDです。
皆さんインドという国を聞いて何が思い浮かぶだろうか?
カレー、ヒンドゥー教、マハトマ・ガンジー、ガンジス川、マトンカレー、サリー衣装、ターバン、象、バターチキンカレー、スト2のダルシム、タージマハール、カースト制度、本日の日替わりカレー、スラムドッグミリオネア
大体この辺りを思い浮かべるであろう。
無論私もだ。
そして有名な話ですがインドは人生観を変える国とも言われています。
日本とは全く異なる価値観が根付いているからか。
インドは旅人の聖地ですし、子供の頃から行ってみたい国BEST3にランクインしていたので絶対行きたいと前々から考えており遂に去年念願のインドに行く事が出来ました。
大国なので1〜2週間じゃ足りないと思ったから1ヶ月以上の滞在。
さすがに人生観までは変わらなかったとは自分で思うけど、確実に何かは変わりました。帰国してから今に至るまで何か変な感じです。インド行く前の感覚とはまた違う。
世間一般からしたら悪い意味でだと思うけど、一個人の人間としては良い意味で変化はあったんじゃないかなと思います。
ここまで言っておいてなんですが完全に気のせいだと思います。
そんな1ヶ月過ごしたインド旅の軌跡をこのブログに記してみよう。
怒りあり笑いあり感動あり疲れあり怒涛の1ヶ月である。多分。
2018年8月28日 PM8:00
インド カルカッタ国際空港
「念願のインドにやっと入国出来た〜!」
バングラデシュから空路で到着後、アライバルビザを取得し入国審査を経て無事入国。
空港でバングラデシュタカからインドルピーに両替し空港から出ていざ市街地へ向かう。
インド=強烈と言う認識を持っていたので空港を出る際色々と覚悟してたんですが…。
「あれ??」
他のアジアには大量にいる客引きが全く見当たらないじゃないか!!
空港前にて大人数で待ち伏せしてるタクシー会社や旅行会社からの洗礼を受けるのを楽しみにしていたんだが、人が少ないし皆さん身なりもちゃんとしていた。そして周りの建造物も綺麗である。
少しがっくりしてオーストラリアにもあったデザインの綺麗なバスに乗り市街地へ向かった。
↑このバスとは別のバスです。笑
ベトナム、ミャンマー、バングラデシュは空港出た時から文化の違いに強烈だと感じたが、ここでは全く強烈さは感じず。
上記の国に先に行ってるから刺激が薄いのかなと。
経済急成長を遂げる大国だからここまで整ってもおかしくないと思ったと同時にここまで発展してるのに未だインド全体がカオスと言われるのは何でだろう?と思った。
それはのち分かる事になる。
安宿が集結する安宿街に着き他の国の時と同様に寝床を探した。
が、どこも満室。
原因はもう夜遅いと言うのもあるけど、この時期は多くのバングラデシュ人の方々が旅や用事で訪れているからとの事。
途方に暮れていたら宿屋のオーナーやってる奴に呼び止められ、そいつの宿に連れていってもらった。
部屋を見せてもらったら狭くて汚い上にベッドがぶっ壊れてたんだけど、宿がどこも満席だし寝れれば良いやと思ったからここに決めようと思い値段を聞いた。
オーナー「一泊800ルピー(1200円)だ!グッドプライス!」
なんだとぅおー?
宿が見つからず途方にくれてる外国人だからって足元見てぼったくろうとしている。
こんな事はどこの国行ってもしょっちゅうある事だけど、宿代ぼったくろうとされたのは初めてだった。面倒くさ。
俺「200ルピー!」
オーナー「ありえない!そんな安く泊まれる所なんてどこにもないぞー!」
俺「100ルピー!」
オーナー「なんでもっと安くなんだよw650ルピー!これ以下は出来ない!この辺で一番安い!」
俺「他当たります。さようなら」
オーナー「わかったわかった。じゃあ400ルピーで」
俺「さようなら」
オーナー「…200で良いよ」
俺「よぉ兄弟」
何故ここまで値切るかと言うと値切らないと一ヶ月滞在する費用がバカにならない。
それとインドと言うかインド含めたアジアの途上国は外国人にとっては定価が無いのが大半だから値段交渉が当たり前になる。
結論→面倒臭い
あんまり損するのもバカらしいけど多少ぼったくられても良いやぐらいな気持ちで旅した方が旅は楽しいと個人的に感じている。
だから無理して数十円ぐらいの単位の金を何分もかけて値切るのはバカらしいから俺はしないです。
値段交渉も終わり四泊する事を告げて800ルピーを支払い鍵を受け取り部屋に入る。
ぶっ壊れたベッドで大の字になり天井を見つめる。
「へっ!汚ねぇ花火、いや汚ねぇ部屋だ」
クソ蒸し暑い中力なく今にもぶっ壊れそうなファンの風が若干ありがたいけど何かウザい。
「寝てる時にこのファンが浦安鉄筋家族みたいに落ちてきたら嫌だな」
そうこうくだらない事考えても仕方ない。
せっかくやっと念願のインドに着いたので外出してみることに。お腹も減っていたのでね。
映画のセットにありそうな階段を降りて外へ。
薄緑色のデコボコした壁に赤いペンキで書かれたヒンドゥー文字、古ぼけた鉄格子、放置された大量のセメントやレンガ、いきなり飛び出してくるネズミ。
この感じ好きだな〜ネズミは恐いけど。
と考えながら外に出る。
インドは夜も活気に溢れてる。
「こんばんは!」「どこから来たの!?」「名前は!?」「今何探してるの!?」「ハッパ!ハシシ!」「私日本人の友達沢山いる!」
他の国と同様エサかなんかに群がる様に商人が寄ってくる。
奴らを撒いて屋台で飯を食う。40円の中華麺をチョイス。美味い。だが足りない。
だから食堂行ってカレーを食す。
初めてインドで食べるカレー。
バングラデシュではどこの店行ってもカレーが凄く美味しかった。
インドはもっと美味しいんだろうなぁと期待してたんですが食べてみたら。
「あれ?」
味自体はカレーだし辛さも抜群なんですが、辛さの中に旨味と言うか甘味がないせいか物足りなく感じました。
あと塩分がとても多い。
これがインドのカレーか…。
だが後日ここのカレー屋がたまたま美味しくない店だと言う事に気付く。
インドのカレーにどハマりすることに。
そして徐々にインドの洗礼を受ける事に…。
続く。
#インド #バックパッカー #旅 #一人旅 #放浪 #ローカル
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