【ケニア】 ニエリ - AA 焙煎レポート:IKAWA編
皆様、初めまして!
いつもグリーンコーヒーストアをご利用いただきありがとうございます。
この度グリーンコーヒーストアに新しく仲間入りしました、井上と申します。
少しでも皆様のお役にたてるような情報を記事にしていきたいと思いますので、これからどうぞよろしくお願い致します!
さて今回は、ケニア ニエリについて、焙煎度合いの違いを検証した様子をお伝えしようと思います。
是非最後まで読んでいただけると嬉しいです!
ケニア ニエリについて
ニエリ(Nyeri地区)は首都ナイロビから120km程北に位置する町及び地区で、ケニアの最高峰であるケニア山を望む絶景が有名な地域です。高い標高で水はけの良い火山性の土壌は、高品質なコーヒーを生み出す事でも知られています。
IKAWA PRO50について
それぞれの生豆がもつポテンシャルを最大限に引き出すために、どのような焙煎プロセスにするかを、ロースターさま方は日々追及しておられると思います。そんな日々の手助けになるのがこのIKAWA PRO50。サンプルロースターです。デジタル化された精度の高い情報でブレのない、再現可能なロースティングをすることができます。
IKAWA最大のメリットは3つ。
・1バッチ50gから焙煎可能
・専用アプリで、世界中のロースターのレシピを楽しめる
・お好みの焙煎度合いが見つかれば、保存することができ、何度でもお好みの焙煎ができる
今回はこのIKAWAを検証に使用しました。
プロファイル検証
プロファイル① COEレシピ
このレシピは短時間高温焙煎であるため、酸味の特徴を引き出すことに向いています。
粉の状態での印象は、チョコレートクッキーのような香ばしさと甘さがありました。
カッピングをすると、明るく強めな酸がよく出て、黄桃のようなジューシーさがありつつも、後味にキャラメルやブラウンシュガーのような香ばしい甘みがよく残りました。
後味までしっかりおいしい一杯です。
プロファイル② TJW KENYA
続いてのレシピは、ゆっくりとカロリーを与えていくレシピです。
粉の状態での印象は、シトラス系フルーツのような爽やかさとキャラメルのような香ばしい甘みが出ていました。
カッピングをすると、ティーライクな風味と、粉の状態のときにもあったシトラス系フルーツの明るい酸味がよくマッチしていました。
非常にバランスの良い一杯となりました。
プロファイル③ City Roast
最後のレシピは、ゆっくりとカロリーを与えながら深く深く焼き上げていくレシピです。
粉の状態での印象は、スモーキーでハードな中に、バタートーストのようなまろやかなコクを少し感じました。
カッピングすると、ダークチョコレートの甘苦さとカシス系フルーツのジューシーさがマッチしており、深煎りでもしっかりとケニアの良さが引き出されていました。
感想
ケニアは深煎りにする、というお客様も多いと思いますが、弊社では浅煎りにして果実感をしっかり出すことが多かったです。今回深煎りを試してみて、ジューシーさとスモーキーさのバランスがとれた綺麗な一杯に仕上げることが出来ました。
ケニアは、焙煎度合いの違いで大きく風味が変わる特徴がある生産地のひとつです。
是非、お好きな焙煎度合いをみつけてみてはいかがでしょうか。
今回の検証に使用した豆は、【ケニア】 ニエリ - AA でした。
6月限定のセールでお求め安くなっています。
是非この機会にお試しくださいませ。
まとめ
ひとつの品種から、焙煎度合いを変えて、それぞれ違ったおいしさを引き出すことが出来ました。今回は3つのプロセスで試しましたが、焙煎プロセスは無限に広がりますので、まだまだ可能性がありますね!
深煎りしたニエリはアイスコーヒーにしました。
とっても美味しかったです!
じめじめ蒸暑い6月もあと少し。
きりっと冷やしたアイスコーヒーで乗り切りましょう!
今回の検証とその感想は、あくまでも個人的な意見となりますので、参考程度として頂ければ幸いです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
今後ともグリーンコーヒーストアをよろしくお願い致します。
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