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★最近、表紙買いしたマンガ『珍獣のお医者さん』が深い!

マンガが好き過ぎて、マンガの貯蔵量が60,000冊を越えながらも、毎月新しいマンガを買い漁る僕が、2023年8月に思わず表紙買いしてしまったマンガである『珍獣のお医者さん』(©二宮香乃/KADOKAWA)を紹介させていただきます。

珍獣のお医者さん 概要・感想

『珍獣のお医者さん』は、「エキゾチックアニマル」がテーマになっており、エキゾチックアニマルとは、犬・猫以外の動物を指す獣医用語です。

僕自身は小学生の頃から大学生の頃まで実家で犬を飼っていましたが、最近では多様化する現代人のライフスタイルに合わせて、多種多様な種類のペットが飼われるようになりましたし、友人には無類の爬虫類好きがいてヘビを見るのも慣れてしまった経験があります。

この作品の舞台となる月光動物病院では、他の病院では断られてしまうような特殊な動物たちの命を守る「ペット医療の最後の砦」として、ウサギにトカゲ、ハムスターからワニまでなんでも診ますし、エキゾ動物に懸ける想いがとても丁寧に描かれています。

甲羅が真っ二つに割れてしまったカメや火傷したヘビの治療、飼い主に溺愛さえているウサギ、そして餌となる昆虫の飼育など、エキゾ動物に関するかなりリアルな部分も描かれており、知識として勉強になることや明日から話したくなるウンチクな情報もあって、読み応え抜群&次巻がとても気になる作品ですので、ぜひ興味のある方は読んでみて損はないと思います!

珍獣のお医者さん 名言一覧

基本は同じですよ。感染を防いで、つないで閉じる。
細かい技術や方法は違っても、犬猫も亀も人間も同じ生き物ですから。

出典元:珍獣のお医者さん 1巻 P37/KADOKAWA
月光

怒られても何がどう悪いかわからないので、記録を作り、失敗の原因を探り、少しずつ上達してわかったことは、“慣れるしかない”。

出典元:珍獣のお医者さん 1巻 P112/KADOKAWA
月光

同じようにやっていても、人により感覚やタイミングは異なります。記録をまとめれば苦手もわかりますし、慣れへの一助になります。動物の気持ちもわかりやすくなるでしょう。

出典元:珍獣のお医者さん 1巻 P113/KADOKAWA
月光

今は昔より学びやすい環境になりましたが、それでも結局はたくさん練習して、たくさん真似して自分のやり方を確立するよりほかありません。それが保定でも、エキゾ獣医の歴史を歩むひとりとしてーー。

出典元:珍獣のお医者さん 1巻 P116/KADOKAWA
月光

怖いですよ、私も。それも大事な感情ですが、やっぱり治したいと思うんです。エキゾを売る人も買う人も飼う人も捨てる人といるけど、治せる人は多くない。楽しいですよ、治すことは。

出典元:珍獣のお医者さん 1巻 P152/KADOKAWA
月光

いつも以上に気を引きしめて下さい。
ウサギは怖い!

出典元:珍獣のお医者さん 1巻 P178/KADOKAWA
月光

我慢強いんです、ウサギは。捕食者に弱みを見せないために、我慢に、我慢に、我慢を重ねて来院した時点で手遅れのケースも。

出典元:珍獣のお医者さん 1巻 P192/KADOKAWA
月光

ウサギの訴訟はしばしば聞きますね。
これも体感で統計等はないですが、ウサギは犬猫に次ぐ人気のペットですが、診れる獣医は少ないので我々が頑張らないと!

出典元:珍獣のお医者さん 1巻 P194/KADOKAWA
月光

犬猫が築いた地位をエキゾは容易には越えられない。性質も歴史も違うから、基本的にエキゾは犬猫の代わりにはなれないんです。それを理解した上で幸せに暮らしてほしいものです。

出典元:珍獣のお医者さん 1巻 P210/KADOKAWA
月光

餌も世話の仕方も種類もわからず、個性豊かな飼い主達。
ゆとりなき経営。これがエキゾ獣医の世界!

出典元:珍獣のお医者さん 1巻 P65/KADOKAWA
神無

想像しづらいんだ、あんなになんでも診れるようになるなんて。

出典元:珍獣のお医者さん 1巻 P94/KADOKAWA
神無

前の病院は受付・雑用ばっかりで保定もあまり入れなかったので、触れるだけで嬉しいです。なんでも診れるようになりたいし。

出典元:珍獣のお医者さん 1巻 P107/KADOKAWA
神無

いかがだったでしょうか?

学校や会社、その他の組織に所属していて、「落ち込んでいるとき、疲れているとき、悩んでいるとき、そして、少しでもあなたが夢に向かって突き進むとき、壁が現れたとき、壁を乗り越えるとき」に、モチベーションを上げてくれたり、グサッと心に刺さったり、物事の見え方が変わるヒントを見つけてもらえたら嬉しいです。

それでは今回はここまでです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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