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マンガ『わたしのお嫁くん』の名言から学ぶ一歩を踏み出す勇気

落ち込んだとき、テンションが下がったとき、気分が乗らないときに、少しでも気分を変えて、一歩を踏み出す勇気がほしいときはありませんか?

マンガを読んでいると、この言葉深いなぁ〜ってしんみりさせてくれたり、大切なことを思い出させてくれる気がします。

今回は、単行本は10巻で完結した作品である『わたしのお嫁くん』(©柴なつみ/講談社)より、僕の人生をより魅力的になるよう考えさせてくれた言葉を紹介させていただきます。

『わたしのお嫁くん』はハイテンション日常系ラブコメディとして、仕事はできるが天然系ズボラOLと、彼女にあこがれを抱く家事力最強オカン年下系男子が同居生活を通して、2人の仕事風景だけでなくプライベートや恋愛、目まぐるしく変化していく関係性の中で、次第に惹かれ合っていく姿と多様化していく新たな男女カップルと夫婦のあり方が描かれた2023年4月にドラマ化された作品です!

少しでもあなたが夢に向かって突き進むとき、壁が現れたとき、壁を乗り越えるときに、モチベーションを上げてくれたり、グサッと心に刺さったり、物事の見え方が変わるヒントを見つけてもらえたら嬉しいです。

わたしのお嫁くん 名言一覧

あ〜そろそろ片付けないと歩きづらいな……。土日で一気に片付ければよかったけど、時間があるとゴロゴロしたくなるから…。まあでも、どっかで力抜かないとね…。人間ね…。わたしの性格にしては仕事頑張ってるし………。

速見 穂香

…知らなかった、そんな一面があるんだね…。
でも、すごい。
山本君、お嫁さんに欲しい…!!

速見 穂香

…やっぱり好きだ…、山本君と一緒にいるの。
今日はあと少ししか一緒かいられない。
さみしいな…、毎日こうして会えたらいいのに。

速見 穂香

一緒に住まない?
よ、嫁として!ねっ!!

速見 穂香

山本君がいいの!家事できるところ尊敬するし、今日だってすごく助かったけど、きっかけはそこじゃなくて…。帰る時間気にしないで一緒にいたいって思ったからだよ。

速見 穂香

さすがに立場ない…。
家でも外でも頑張られたら私、廃人になっちゃうよ。

速見 穂香

……私ね、ほんとは自分のペース崩されるの苦手なんだけど、山本君のおせっかいは嬉しいんだ。それって多分、相手への思いやりがあるからで…、そういういいところたくさんあると思うよ。

速見 穂香

誰かと一緒に暮らすって、いろんな人の気持ちが関わるんだな。人付き合いものんびりやってきた私にとってはめまぐるしいけど、とりあえず今日は一安心…。

速見 穂香

山本君は質問に答えていればいいんだよ。
そこに意思はいらないんだよ…。

速見 穂香

今の気持ちに気付くべきじゃなかった。だってそっちに進んだら不安しかない。気まずくなるかも。仕事の先輩なのにって嫌がられるかも。お兄さんとの約束…。何より、二人で作ってきた楽しい生活が壊れてしまうような気がして。

速見 穂香

いま何してるんだろう………。
いま何してるの?
とか送ってもいいのかな?

速見 穂香

癒し…?なのかなこれ。
分からないけど、いくらでも頑張れそうな気がしてしまった。

速見 穂香

やってしまった。
自分でも気付かないようにしてた気持ちをこんなにポロッと…!!

速見 穂香

今のルームシェア生活を守りたいだけなのに…、とんだ小悪魔を嫁にしてしまった。とりあえず今は避難したい。仕事に!!

速見 穂香

嫉妬か〜、嫉妬はまずいな〜。
いよいよ取り返しのつかないことになってしまいそう…。

速見 穂香

ど、どうって、だから…。
一人占めしたい……。

速見 穂香

過程とか、その時の気持ち教えてくれるって嬉しいな。
私にとっては豪華なプレゼントより何倍も。

速見 穂香

着る毛布…!ありがとう〜!!憧れてたけど落ちるとこまで落ちそうで、なかなか勇気出なかったの!

速見 穂香

え…、でもさ。
クリスマスの予定とか聞いたら好きなのバレるよね?

速見 穂香

…好きになったら、こんなちょっとした優しさが嬉しいんだな…。それとも、そういう人だから好きになったのかな。

速見 穂香

つまり…、嬉しすぎてパニックになってるというか、ーーーあ、私も山本君が好きなの…。ば、ばれてた?もしかして。

速見 穂香

あれ…、なんかいろいろ話したいことあったのに。好きになった理由とか…。…まぁいっか、これからゆっくり伝え合っていければ。

速見 穂香

…今年は二人で何して過ごそうかな。こんなにわくわくするのって今だけなのかなぁ…。大事にしたいな。

速見 穂香

帰り道がずっと続いて欲しいとか思ってしまった。
同じ家に帰ってるのに幸せだなー…。

速見 穂香

なんて伝えればいいのかな。
意識するも何も…、私、この人で頭いっぱいなんだけど。

速見 穂香

…「愛してる」って、こういう時に使うんじゃない…?ハァ〜なるほど、日常で使うことないと思ってたけど…、なかなか思いが伝わらない時の必殺技だったのか!

速見 穂香

…べつにもうどっちが好きでも、どっちが勝ちでもいいんだけど、…山本君にちゃんと実感してほしい。自分は愛されてるんだって。

速見 穂香

…優しいなあ。こういうところ好きだな…。
好きになったのがこの人でよかった。

速見 穂香

なにその、協力型プロポーズみたいな…。
まあ、嫁が幸せそうならいっか…。

速見 穂香

世の恋人たち教えて下さい。
相手を傷つけずに一人時間を確保するにはどうすれば…?

速見 穂香

あー…、好きな時間に好きな事できるって癒される。
やっぱり一人も好きだな…。

速見 穂香

我慢させたい訳でもないし、あんな顔させたい訳でもない。生活ってどこまで相手に合わせるべきなんだろう。…一人で考えても仕方ないか、二人の事なんだから。

速見 穂香

今日、言い方間違えたなぁと思って。「一人でいたい」っていうのは、「山本君といたくない」事とは全く別のことだからね。

速見 穂香

自分と全然違うからこそ、そこが素敵だなと思ってしまう。どんどん好きになってるなぁ、私…。

速見 穂香

いつもふわふわ動いてる私の気持ちをカチッと定めてくれた感じがした。「この人しかいない」って。…そうか…、…結婚って、この気持ちを形にして残したいってことなのかも。

速見 穂香

俺がヤですよ、毎日一緒に働く人なのに。
こーいうのほんと無理なんれすよっ。

山本 知博

あほか、あんたはルンバとでも結婚しとけ!!

山本 知博

うちの母親も家事全般ダメダメで、兄弟3人で全部やってて、女の人にこう…、そのへんちゃんとやって欲しいみたいな理想押しつけちゃうとこあって、ひどい事言ってたらすみません。

山本 知博

好きになりました?家事!!部屋それぞれを攻略していく感じ楽しくないですか!?俺が夢中になるの分かるでしょ!?

山本 知博

…俺は、嫁として来たのであって、あんたを産んだ覚えはない!!

山本 知博

俺の嫁コンセプトは「ほっとする日常」だから、地味でいいんだよ。

山本 知博

…絶対、うまくいかないこともあるから。
理想は、理想だけは、ずっとある…。

山本 知博

…疲れてたら言ってくださいね。
俺にできることなんでもするんで。

山本 知博

つーかね…、速見先輩がどこで何しようと、帰ってくるのは俺(家)なんですから。

山本 知博

俺だってべつに、先輩だけの嫁じゃないし。

山本 知博

自分のお世話ってできるにこしたことはないですよ。
人間いつかは一人になる時が来るんですし。

山本 知博

別に怒ってないですよ。ただ俺はね…、「執着」を捨てたんです。こだわらない方が人生、楽だなって気付いたんです。先輩みたいに執着のないおおらかな心を持ちたいなって。

山本 知博

終着っていうのはね?先輩、ひとつのことにとらわれて、しんどくても振り回されても、離れられないってことですよ…。

山本 知博

先輩がここまでして、そこまで言うってことに十分愛を感じたんで、嫁として。しょうがないから帰ってあげます。

山本 知博

説明は俺からしとくんで、今日くらい二人でゆっくりしません?

山本 知博

もうその辺はあんま期待しないようにしたんでー。そろそろジェットコースター疲れたから観覧車乗ろっかみたいな?安全第一!

山本 知博

…俺はね先輩、クリスマスみたいな特別な日に先輩が食べたいものとか、行きたいとこばっかり考えちゃうんですよ。他の人なんて頭にないくらい、…大事に、思ってるんですから…。

山本 知博

…俺は先輩の嫁だけど、彼氏にもなりたいと思ってます。ずっと!

山本 知博

穂香さんといると楽しいです。いいところも悪いところも見つけ合って、支え合っていけたらと思ってます!

山本 知博

…なんか毎日実感してますけど、両想いってめっちゃ幸せですね…。

山本 知博

先輩にとって、俺ってまだ「守らなきゃいけない後輩」なんですか?彼氏として相談してくれたっていいじゃないですか。

山本 知博

俺、もっと自信持ちます。堂々と先輩の横にいられるように、もう「俺ばっかり」とか言いません。「俺の方が」好きです!

山本 知博

付き合う前から一緒に住んでるし、わかってるつもりなんですけど、なんだろ。…多分、俺、先輩が大事にしてる物ごとぜんぶ欲しかったんだと思います。

山本 知博

確かに家では頼らないけど、自分の誕生日に人のアクセサリー選んじゃうとことか、家族のために何もできなかったって悩めるとこは、穂香さんのいいところじゃないですか?

山本 知博

プロポーズでもなんでも!「旦那として」一人で悩まないでくださいよ。結婚って一緒にするものでしょ?

山本 知博

昔から変な理想とかこだわり…?いろいろ持ってたけど、穂香さんと会ってからはどんどん崩れて、でもなぜか崩れてくのが楽しくて、理想の形とかどうでもいいからこの人と一緒にいたいって…。

山本 知博

上司だからとかルールだからとか、決め事をしたくて一緒に住んだわけじゃないだろう?二人で楽しまないともったいないよ。

山本 薫

…そんな大事な相手なら尚更、自分の気持ちから逃げない方がいいんじゃない?

高橋 君子

結婚ねぇ…。今はいろんな形があるみたいやけどね、難しいばい…。お互いの人生が関わるけん、そくスムーズにはねぇ。

古賀 一織

自分なりに向き合ってるつもりでも、「この人とはタイミングが合わん」と思われんように気をつけんと…。大事な人なら尚更…。

古賀 一織

いかがだったでしょうか?

お気に入りの名言は見つかりましたか?

僕自身、家事が好きというか人にあまり任せられないこだわりと昔から早く結婚したいという強い結婚があったことを再認識させられ、この作品の完結にあたり、妻に「日々のありがとう」と「これからもよろしく」を言いたくなりました。(思っているのではなくちゃんと言葉で伝えたら、「なんか後ろめたいことした?」と言われて辛かったです…。)

この作品の見どころは「速見さんと山本くんのすれ違いと、すれ違いのきっかけになる価値観の違いを埋めるのではなく合わせていくという寄り添っていくこと」だと思います。お互いの生活スタイルや好意の持ち方に苦戦する2人ですが、両想いになってからの様子が本当に可愛らしく、物語の進行スピードがゆっくりな分、それぞれの感情が丁寧に表現されていて、タイプの違う2人がお互いを尊重し、お互いのことを尊重しながら不器用に少しずつ近づいていく関係性には胸キュンが止まらない作品だと思っています。

学校や会社、その他の組織に所属していて落ち込んでいるとき、疲れているとき、悩んでいるときなどに、この『わたしのお嫁くん』の名言で元気づけられる方も多いのではないでしょうか?

「仕事ができるズボラ女子」の速見さんと「家事力最強年下男子」の山本くんの、お互いの利害(家事をやってもらえる速見と速見に近づきたい山本)が交錯したことから始まったルームシェアで、お互いに自分の想いを伝えらえないモヤモヤや恋人になって改めて「一緒に暮らす」ということから見えるさまざまな価値観や想いを抱きながらも立ち向かっていく、登場人物のもたらす言葉にふれあいながら、また明日からの原動力になると幸いです。それでは今回はここまでです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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