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もしあなたがいまから(BtoC)マーケティングオートメーションの担当者になったら

マーケティングオートメーションとは

マーケティングオートメーションはMarketing Automation、略してMAとも呼ばれます。よくひとくくりにされるのですが、BtoB用とBtoC用では機能、できることの範囲が異なるのでわけて考えるほうがわかりやすいです。ここではBtoC用のみについて絞って書きたいと思います。

オートメーションと名前についているのもそのとおりで、マーケティング業務の自動化を実現するシステムのことを指すのですが、そもそもマーケティング業務がどの範囲を指しているのかひとによってイメージがバラバラになりがちです。

インターネット通販サイトができて以降、それまでリアル店舗ではできなかった、顧客行動データを使えるようになりました。例えばカートに商品を入れたまま購入していない顧客がインターネット通販、つまりECでは特定可能になりました。この条件に該当する顧客にメール配信すると売上が獲得しやすいことから、この配信業務が定型化したのですが、毎日実施するのは大変です。そこで生まれたのがマーケティングオートメーションでした。今で言うDX、RPAの走りだと思います。

作り方、進め方、考え方

オートメーションと言いつつなにを自動化するのかを最初に決める必要があります。少なくともいまはまだ。誰に、いつ、どんなメッセージを配信するのか、どのチャネル(メール、LINE、SNS、など)に配信するのか、を決めて設定していくのが基本的な流れです。何事も最初はなにをしてよいかわからないし、トリッキーなこと、自分独自のアイディアを実現したくなるのも人間心理ではあるのですが、システムが日本に輸入されてからすでに10年弱立ちますので、進め方・考え方についてはだいぶ定型化されています。

この進め方・考え方を一冊にまとめましたので、いまさら聞けないと思っているかた、読んでみていただけたらと思います。


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