DAI KATSURAGAWA/桂川大

STUDIO 大 https://aa-dk.jp/ 建築設計をはじめ(鑑賞のための…

DAI KATSURAGAWA/桂川大

STUDIO 大 https://aa-dk.jp/ 建築設計をはじめ(鑑賞のための空間計画・制作・企画など)広く建築を実践しています。 最近の実践:「風景:いる/みる/みえる」 NIT 博士課程/NZU 非常勤講師

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不連続な複合体 ー レトロタイプへの指向 ー

 あいちトリエンナーレ芸術大学連携プロジェクトである『U27プロフェッショナル育成プログラム 夏のアカデミー2019「2052年宇宙の旅」』で、チューターとして、制作のアシスタントをさせてもらいました。  夏のアカデミー(通称 夏アカ)は8月末から集中講義、制作期間を経て、現在展示期間がスタートしており、10/14まで会期は続きます。なぜこのテキストを書いたかと言うと、夏アカに対する感想が主ではなく、私なりに見聞きした「プロジェクトとしての意義」をまとめ、俯瞰するためです。

    • そのブリーフの真っ白さは決して頭から離れない

      おさまり放浪記 Vol.04 の覚書 昨日、木村松本の木村さんの原寸図集の出版を経た全国ツアー「納まり放浪記 Vol.04」を聴講しに。この会での議論を聴きながら、本を読みながら考えていたことを書き留めた記録としていったんここに残します。 (決してイベントレポートではないのでご注意ください。論壇とは関係のない内容や解釈が含まれています。よって本を読了していない方、イベントに参加されてない方には不親切な記事でしかないと思います…) 前半は木村さんによる「本の読み方」を指南す

      • 「手入れ/Repair」展の覚書

        最近、GROUPによって改修された新宿ホワイトハウスで彼らの個展「手入れ/Repair」展をみてきた。 新宿ホワイトハウス、実は筆者は思い入れのある場所だ。まだ建築のけの字も知らなかった大学時代、教授の書籍の執筆を手伝った際、そのレセプションが新宿ホワイトハウスで開かれ、内部を案内して頂いたのでした(当時はカフェアリエという喫茶でした)。新大久保駅を降りて、コマーシャルなピカピカした街路や歓楽街、密集した住宅街、怪しい飲み屋、料理店など、まさにJunkにふさわしい経路を歩い

        • Fragmental Image Game (D・E)

          この論文は、IAMAS(情報科学芸術大学院大学)主催によるメディア表現学研究のプログラムの報告書内に掲載された文章に、加筆と図版を追加した改訂版となっている。(まだ整備中。順次更新していきたいと思う。) https://www.iamas.ac.jp/report/artlabo-gifu-hashima/   A、B・C、D・Eの3誌の順に投稿しています。順にご覧ください。 D. 動員するためのアーカイブ<0 1 2  アクセシビリティの変化> 「建築は動員するためのメ

        • 固定された記事

        不連続な複合体 ー レトロタイプへの指向 ー

          Fragmental Image Game (B・C)

          この論文は、IAMAS(情報科学芸術大学院大学)主催によるメディア表現学研究のプログラムの報告書内に掲載された文章に、加筆と図版を追加した改訂版となっている。(まだ整備中。順次更新していきたいと思う。) https://www.iamas.ac.jp/report/artlabo-gifu-hashima/   A、B・C、D・Eの3誌の順に投稿しています。順にご覧ください。 B. モール/ホール /アネックス──パブリシティのためでしかない装置 <0 0 5 羽島シティ

          Fragmental Image Game (B・C)

          Fragmental Image Game (A)

          現在、ぼくは「メディア表現におけるリサーチ/アーカイヴ」について、できるだけ多くの視野から俯瞰し、試行錯誤している。ただメディアと言っても、正直ぼやっとした媒体で、捉えづらいし、まだまだ論文としても構想段階の荒いテキストでしかない。 この論文は、IAMAS(情報科学芸術大学院大学)主催によるメディア表現学研究のプログラムの報告書内に掲載された文章に、加筆と図版を追加した改訂版となっている。(まだ整備中。順次更新していきたいと思う。) https://www.iamas.ac

          Fragmental Image Game (A)