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私のすきなこと

自己紹介をしようと思ったのですが、あらためて自己紹介するほどの者ではないのです。
なんの肩書も、経歴もありません。

でも、すこしだけ私のことについて書きたくなってしまいました。
なので「自己紹介」ではなく、「すきなこと紹介」をさせてください。
おんなじ「すき」を持っているかたと、たのしい気持ちを共有できたらうれしいです。

夫とふたり暮らしの30代です。
転勤族ですが、私はこの「転勤」というものを、かなり恨めしく思っています。

おおきな変化を好まない人間なので、行動範囲も人間関係も、せまいです。
でも、浅くはないと思っています。
すきなものは、10代のころから変わっていないものが多いですが、夫と出会ってからすきになったものもあります。

すきなことは、本を読むことと映画館で映画を観ること、夫と出かける旅行、それから台所仕事。

本を読むこと

私が読むのは、小説ときどきエッセイです。
年間をとおして、新刊を買って読むよりも、お気に入りの本を再読するほうが多いので、旬の情報には非常に疎いタイプです。
本棚には、お守り本がたくさんあります。

とくによく読み返す本は(作家さんの敬称略で失礼します)、

尾崎翠『ちくま日本文学全集 尾崎翠』
カズオ・イシグロ『忘れられた巨人』
川上和人『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』
トーベ・ヤンソン『ムーミン谷の冬』
梨木香歩『海うそ』
葉室麟『読書の森で寝転んで』
星野道夫『旅をする木』
吉田篤弘『モナ・リザの背中』

もっとたくさんあるのですが、すこしずつご紹介できたらいいなあと思っています。

あとさいきんは、舞城王太郎氏の小説もすきです。
まだ二冊しか読んでいないので語れないのですが、若い時の「イタさ」とか、青さとか、鬱々と抱えている感情とか、そういうものを言語化するのがものすごく上手な作家さんだと思いました。
彼にしか書けない「舞城王太郎ワールド」が、もう抜群にすてきだと思っています。

エンタメ小説は、東野圭吾氏を夫婦でよく読みます。彼の作品でいちばんお気に入りなのは『流星の絆』です。
『容疑者Xの献身』は映画もすき(観るのがつらいときもあるけれど)。
ラストの石神(堤真一さん)のシーンで毎回泣いてしまいます。

映画を観ること

月に2回ほど、映画館へ行きます。
洋画はほとんど観なくて、邦画ばかりです。アニメーション作品もすきです。

去年観たなかで特にすきだったのは、

『BLUE GIANT』、『SAND LAND』(鳥山明先生のご冥福を心よりお祈り申しあげます)、『愛にイナズマ』、『PERFECT DAYS』。

それから、劇団☆新感線の『ゲキ×シネ』もだいすきで、欠かさず観ています。
ほんとうは舞台も観にいきたいけれど、なかなかチケットも取れないので、映画館で鑑賞できるゲキ×シネを毎年たのしみにしています。今年の『天號星』も来週観に行く予定なので、ワクワクです。

夫と出かける旅行

国内旅行ばかりで、海外旅行をしたことはありません。

旅の思い出として、郷土玩具やその土地の工芸品を買って帰るのがすきです。
それから、ご当地ゆるキャラもすき。いまいちばん可愛いと思っているのは、愛媛県のみきゃん。

旅行では、おいしいものを食べたり呑んだりすることが一番の愉しみです。
さいきんは広島に行ったのですが、広島焼きとビールの組み合わせが最高でした。

台所仕事

料理は「すき」と「義務」が7:3くらいの割合です。
本格的な料理はつくれないので、食卓に並ぶのは家庭料理ばかりです。

器や道具は、こだわりはじめたばかりなので、現時点では全然揃っていません。
いま使っているものを使いつづけながら、買い替えのタイミングで「一生もの」の道具たちをお迎えしていきたいなあと思っています。

終の住処では、使い込んだ道具たちとお気に入りの器に囲まれた台所をつくるのが夢です。
「キッチン」ではなくて、「台所」と呼びたくなるような場所にしたいなあと思っています。

あとすきなのは、洋裁と手紙を書くこと。美術館もたまに行きます。

じぶんの「すき」だけで溢れたnoteにしてゆくつもりです。
よろしくお願いいたします(´(ェ)`)

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