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モノと向き合う

とある群馬のマルシェに行ってきました。
(といっても山しか見えない…)
快晴の中ポリシーを持ったお店が並ぶ様子に心も身体も満たされました。
やっぱりイベントは楽しいですね。


さて、年末が近付き大掃除に取り組む方も多いと思います。
自分はと言うと、例年長期休みというものが無く、じっくり大掃除をしたことがありません(^_^;)
なのでちょこちょこ掃除をするわけですが、今年は中掃除くらいはけっこうできています。
それだけ自分に少し余裕ができてきたのかもしれません。

そして大掃除というとモノの整理とセットになります。
自分はモノを整理するのが苦手で、なかなか捨てられないタチです。
ですが、この年末は「自分と向き合う」をテーマに色んなものを整理する中でモノとの関係も整理することにしました。
整理と言うと「断捨離」が有名ですし、こんまりさん流の「ときめきで判断」メソッドもメジャーになりました。

「断捨離」は断つ、捨てる、離れるから断捨離なんだそうです。
(そりゃそうか)
断捨離とはどういう意味で使われてる?自分とモノの向き合い方と成功するコツ


こんまりさん流片付け術は「ときめくかときめかないか」でいる・いらないを決めるというもの。
人生が変わる片づけ術! 世界で
話題の“こんまり”メソッドとは?




どちらもとても役に立つなぁと思います。
ただ、「自分と向き合う」をテーマとするとちょっと違うかな…と感じました。

「断捨離」もこんまりさんメソッドも「不要なモノは害悪」という認識があるような気がします。
「そんなモノがあるから幸せになれないんだ」と。
たしかにそういう面はあるかもしれません。
でもはじめから不要だったモノはあまりないと思います。
(ごく一部ありますが…)
そのモノが手元に来た時は今と違ったシチュエーションだったかと思います。
その時のモノと自分、今のモノと自分という関係はどう変化したのか。
そこに意識を向けてもいいのではないかと思うのです。
「そんなことしたら絶対捨てられないじゃーん!」という声が聞こえてきそうです😅
たしかにそうかもしれません。
ただ、こんまりさんメソッドに近いのですが、この一年で初めてお見かけするものは基本的にサヨナラすると決めていいと思います。
一年見なかった、ということは必要無い、ということですから。
でも「ポイッ」と捨てずに、今まで助けてくれたことに感謝してお別れすることがとても大事なんじゃないかと思います。
中には置いておくことに意味がある物もあります。
そう感じたら、自分の中の何がそう感じさせるのか、自分と向き合ってみてください。


もちろんガバっと捨てていくより時間がかかります。
残ってしまうものも増えるでしょう。
でも「捨てること」は目的ではないと私は思うのです。
そのモノと自分との関係を見つめ直すことに意味があると思うのです。
その作業なしにただ捨ててもまた不必要なモノが入ってきてしまうのではないでしょうか?
自分とモノの関係が分からないからです。
自分にとって何が必要で何が不必要なのかはモノとお別れする時が一番ハッキリ分かるように思います。
(掃除に使えるかも…というような新たな役割を見出してしまうと無限ループにハマるので、元の役割を終えたらサヨナラすると決めた方が良いです)

モノは自分の心の鏡です。
机の上は自分の心が映されているといいます。
(そう言う私の机は片付いていない!😔)
スッキリサッパリゴソッと捨て去るのも悪くは無いのですが、自分と向き合ってみるのも悪くないですよ。
そして捨て去って空いたスペースにしょうもないモノを置いても同じことの繰り返しです。
モノと向き合い続けると自然に何が自分に必要で何が不要なのかが分かってきます。

「なぜ自分はそのモノが必要なのか」

そこに向き合うことから持続可能な世の中が始まると思っています。

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