【素人目線で見る】就活人気企業ランキングの本来の活用法！
こんにちは&はじめまして、上田です。
昔からよく見かける、就活の「人気企業ランキング」ですが、私、人事の仕事していませんが少し注意することがあるので軽く説明します。
今回は分かりやすく利用者の多いリクナビとマイナビからランキングを引用します。
リクナビ2022より引用
マイナビ2022より引用
①人気企業の傾向
これは全てではないですが1番は企業の知名度です。ニトリとかランキングを見てるとJTB、JR、伊藤忠、銀行系、オリエンタルランド、楽天、食品関係など有名企業のオンパレードです。
知名度は当然、日頃の利用やTV、SNSなどでも知られているものからです。
②人気企業は実は危険！？
私は社会人10年目ですが10年前もほぼ今と似たようなランキングでした。
2021年の今、航空・旅行・ホテル系が大打撃です。当然、HISやJTB、JAL、高級ホテル系の業績が悪くボーナス貰えない企業もあり一部企業は採用を見合わせています。
2011 年卒マイコミ大学生就職企業人気ランキング調査結果発表
~厳しい就職環境の中で大学生 24,000 人が選んだ企業とは~
株式会社毎日コミュニケーションズ
（現在は「株式会社マイナビ」）
上記はネットで「2011年 人気企業ランキング」と軽く検索したらほぼトップに出てきたので引用しました。
見てみると、少し時代背景が違うのかネットやゲーム系企業が少ないですかね。
トップはやはりJTBです。高島屋や芸能事務所のアミューズもありますが、ここも今は苦戦かと思います。
この時、東日本大震災の前なので東京電力も人気でした。今も原発問題の課題もあり、その当時の社員の給与もそこまでたくさんもらえてませんでした。
何が言いたいかと言うと人気企業ランキングの上位の企業への入社は危険な匂いがあるということです。
2002 年度大学生就職人気企業ランキング調査結果発表 ~早期ランキング最大、7,293 名の学生が調査協力~
株式会社毎日コミュニケーションズ
（現在は「株式会社マイナビ」）
更に約10年前、2002年度向けの資料です。
今はない、武富士、日本エアシステムもありますね。
つまり、このランキングに載ってる企業が安定ではなく、たった10年、20年の間で世の中の動きが変わっているということです。もしかしたら今後も変わる可能性もあります。
これらは10秒程度の作業で簡単に検索出来ますので、是非、その他サイトも活用してみることオススメします。
③企業の探し方
学生は人生約20年間の間で知ってる企業くらいしか見ません。私がオススメしたいのはそこを見るより東証一部企業のチェックをすることです。
新聞やスマホで簡単に検索出来ます。そこには名の知らない企業ばかり並んでます。また東証などの上場企業は必ず決算を公表していますので財務情報を公式ホームページで掲載します。
ちょうど毎年5月は2021年3月決算を公表している時期です。そこでの売上、当期純利益などを一目で分かるので、どんな事業してるのか黒字なのか赤字なのかを明確にするべきかと思います。
世の中は知名度の低い企業だけど利益率の高い企業、日本に山のようにあります。もちろん大企業だけでなく中小企業もです。ある部門では8割のシェアのある中小企業もあります。
世の中の製品1つ1つ見ていくとメーカーの名前が刻まれていますので、是非手に取ってネットで検索することオススメします。
④さいごに
今は「採用難」と言われていますが正確には人気企業の採用の見合わせと定員を少数にしているだけです。
日本は不景気でも人材確保に力を入れてる世界的に見ても珍しい国です。
中には「航空系行きたかったけど」と言う方もいると思います。この機会に違う業界見ること否定しません。私も最初は苦手なシステム系やってました。
すぐに辞めてしまいましたが、その時の少しの経験は有り難かったです。
一度、違う業界に入社して再度、転職するのもアリです。もしかしたら希望していた業界以上に生涯賃金も違うかもです。もちろん就職しない道もあるかと思いますので、そこで頑張るのも良いです。
最後まで、お読み頂き、ありがとうございました。
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