見出し画像

早稲田大学 国際教養学部 ①入試概要〜Reading分析

こんにちは!暁音です🌻

実はですね、先週末やっっっと大学でできた友達に直接会うことができたんです!

オンラインでしか話したことがなかったのでやっぱり最初はちょっと緊張しましたが、すっごく楽しかったです🥰もう感動しました!!(笑)

なんかもう東京やばいですが、切実に秋から通常授業になることを祈るばかりです😣


さて!今回からは早稲田SILSの入試についてお話しするわけですが

早稲田の入試には早慶オープンという付録がついてきて文章量が多くなってしまうため、記事を3つに分けることにしました👐

他大学のものと比べて構成が少し複雑なので先に内容を記述しておきます

①☞入試改革後の科目とポイント、Reading解説、長文問題の解き方(私の場合)、赤本の記録

②☞Writing解説、過去問戦歴、早慶オープン(過去問との比較、成績)

③☞SILS試験当日(感想、手応え)、合格発表、自己採点結果

これまでICUとその他3大学の入試を取り上げてきましたが、今回の早稲田はその中でも特に問題分析に重点を置いているので

具体的にどんな点が難しいのかこの記事を通して掴んでいただきたいです🌱



入試概要

概要というか結構しっかりめに書きますね(笑)

早稲田は2021年度から入試方式の変更が公表されており、国際教養学部の変更後の入試科目は以下のようになっています👇

一般入試

★共通テスト
国語 50点
選択科目 50点
「世界史B」「日本史B」「地理B」
「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ・B」
「物理」「化学」「生物」「地学」

★学部独自
英語 80点
「Reading」
90分「Writing」60分

★英語外部検定試験
20点14点7点 の加点

つまり具体的な変更点としては
学部独自の国語・選択科目が廃止され
英語が2つの要素に分けられました


これを見て率直に思うのは、
純ジャパにとって入るのがさらに難しくなったなということです🧐

ここからは私が理系科目のことがよくわからないので、選択科目が文系の方向けと考えていただけたらと思いますが

国語と選択科目で利用する共通テスト、問題の質はセンターから大きく変化するようですが、

記述式導入が延期となった今、国語も選択科目も回答はすべてマーク式のままであって、きっと難易度としてはそこまで変化がありません

そしてセンターで問われるのは多くが基礎~標準レベルですから、早稲田を受けるレベルであれば満点、もしくはそれに近い点数を取る人が多い
というのは想像に容易いことですよね👀

つまり共通テスト(国語・選択科目)ではみんなが高得点を取ってくるために差がつきにくいんです😥


今年までの入試を考えてみると、SILSの英語以外の科目は早稲田の中では簡単な方であっても、少なくともセンターよりは難しかったのである程度差はつきました

そのため、もし英語が特別得意ではなくても、その分を他2科目で周りに差をつけることでカバーすることができたんです

でも来年度からはそれが難しくなる。

つまり勝負は英語になるんです🔥


そしてその英語が難しい。😅

あ、先述の通り来年度からの英語は形式が変わりますが、Readingに関しては実際同じようなものと考えていただいて大丈夫です👌

詳しくは下記のサンプル問題をご覧ください


まず4、5年くらい前までの英語は、本当に長文の文字数が異次元で私はほとんどの年で時間内に解き終えることができませんでした😓

まさに読み終わるかどうかが得点を左右する
という入試。

一方、ここ3年くらいはリスニング試験廃止と、会話文問題導入に伴って文字数がかなり減少しているんですね

しかし制限時間が非常に厳しいことには変わりがないので、相変わらず解き終わるかどうかが大切。☝️

解き終わるか、終わらないか。

それが点数を大きく左右し、純ジャバとそうではない人との差を広げます


これが先ほど述べた純ジャパにとって入るのがさらに難しくなったと思う理由です🐟



そして時間のことばかり言及していますが、設問の難易度としてもSILSの英語は到底簡単とは言えません

激むず。無理。というわけでもないのですがなにしろ長く、情報量が多いため、それを高速で処理しなければならないのが本当に大変でした😥💦

それに聞き方もいじわるなんですよね、
内容一致問題にすべて正しい/間違っている
という選択肢が入っていたり、、🤦🏽‍♀️


そんな試験で合格圏に食い込むことが純ジャパにとってどれくらい難しいのか、だいたい想像ができたでしょうか(笑)

国語と選択科目という純ジャパの盾を失った来年度からの受験生にとっては、その難しさは一層のものです☃️



Reading

さて、ここからは
Readingの詳しい解説をしていきます👼🏻

先ほどリンクを貼った来年度からのサンプル問題でわかる通り、簡単に言うとReadingの内容は
3つの長文を90分で解くというのものです📖

そして実はこのサンプル問題は
実際にSILSの入試で出題された過去問でして
(長文Ⅱは不明)、それぞれ

長文Ⅰは2016年度の長文Ⅱ
長文Ⅲは2016年度の長文Ⅰ

となっています

文字数はひと長文あたりおよそ1370 words、1950 words、1150 wordsの、
合計約5000 words

…具体的に書き出してみると衝撃的ですね😦
多すぎる!!

これ、本当に多いんです。

今年の文字数は2題で約2100 wordsだったので5000といったらその倍くらいになりますが、だいたいの人はそれでもひと長文あたり30分くらいはかけていたと思うので

そう考えると2020→2021で文字数は2倍なのに対し、制限時間は1.5倍にしかなりません、、!

恐怖。。😱

……受験生のみなさん、お疲れ様です。
散々怖がらせておいてなんですが応援しています
頑張ってくださいね😂

回答はかわらず全マーク方式ですので最悪ロト6で行けますよ🕺


そして文章タイプに関してですがサンプル問題は
長文Ⅰは物語、長文Ⅱ・Ⅲが評論で、
過去の入試でも物語と評論の組み合わせの出題が多いので、来年からの実際の入試でもそうなるんじゃないかなと思います👻

個人的に早稲田の物語は読みにくくて苦手ですね…

早稲田の、というかそもそも英語の小説は特有の表現が数多く使われていてわかりにくいというのはあるんですが、

それが早稲田になると語彙レベルが高いため、わからない単語があると常に情景描写が浮かばずさらに読みにくくなってしまうんです🙁

まぁ幸い私が受験した年には
物語らしい物語は出なかったので助かりましたが

もし出た場合には頑張ってくださいね🔥




過去問 Reading

私は初めてSILSの過去問を解いたとき、
終わらなさ過ぎてびっっっくりしました

そのとき解いたのは2014年度だったのですが、
具体的にどれほどだったのかというと、なんと

30分オーバー!!!、、、🤩(え。)

(制限時間85分、かかった時間115分)
※2017年度までは85分

ちょうど長文2つが終わったところで85分が経ちました。衝撃的過ぎて今でもそのときの景色が目に浮かびます。。🤣

いくら2018年度以前で文章量が多いといっても
今考えればさすがにかかりすぎだとは思いますが

まぁ、多いんです。👍


でも時間がかかったのはそれ以外にも理由があって、例えば

画像1

この記録に書いてある通り、早稲田の過去問を解くのが初めてだった私は、そもそも問題文を理解するのに時間がかかったんです!(笑)

いや何言ってんのー?って感じかもしれませんが
よく出る段落主旨問題、あれが初め何を尋ねている問題なのかよくわからなかったんですよねー🤔

そこで5分くらい費やしました笑笑

まぁこれは1回やればわかるので大丈夫ですが


それに加えて私の場合、小説で出題される内容一致問題(正しい/間違っている記述は次のうちどれか)の解き方にも問題がありました

事前に選択肢の中身を十分に確認しなかったために、問題を解くころには内容を忘れてしまっているということが多くあったんです😱

早稲田の?SILSの?英語の特徴として、一つの問題でもかなり広範囲にわたっての内容が絡んでくるという点が挙げられます

選択肢がA〜Eまであって、それぞれ書いてある箇所が違うのであっち行ったりこっち行ったりする必要があるためにdetailなんてすぐに忘れちゃいますし

内容一致や正誤などは、論拠の裏付けが大変!💦
というかまず記述箇所を探すのが大変!💦
とにかく時間がかかるんです😫

言ってしまえば文章量自体は立教の英語と
あまり変わりませんからね

違うのは語彙レベル問題数
問題のレベル・面倒くささです🙄



そして私の長文の解き方ですが、

・段落主旨
 パラグラフリーディング。キーワードを掴む。

基本的には読む→見る解くでやっていましたが、選択肢がある程度絞られてきたら前もって読んだりもしました
段落毎に出てくる用語が限られているので、キーワードでだいたい絞り込めます
・内容一致
 見る→読む解く。臨機応変に。

設問を確認したあとに読みます
書いてある箇所が飛び飛びなことが多いので、私は複数の問題を同時にハシゴして、選択肢を少しずつ絞っていました(通じますか?笑)
・正誤(T/F)
 論拠を探す。あとはノリで。(笑)

難易度としてはそこまで高くないと思います
なので一通り読み終えれば再読しなくても解けたりします
わからなければフィーリングで!笑

特に難易度が高いのは内容一致問題です

何度もしつこくて申し訳ありませんが、とりあえず文章が長いので該当部分を探すのが本当に大変なんですね😥

なので私の場合、大事(そう)なところにマーキングをして目につきやすくしたり、上記のように一度に複数の問題に目を通して選択肢をまとめて片付けたりしていました


これ以外の出題形式といえば類語問題くらいですかね、難易度はその時々ですが内容が読めていれば解ける問題です👌



結論として早稲田SILSの英語は問題のタイプ・解き方に慣れるために過去問をやる意義が非常に大きいです☝🏼

一番最初は圧倒的実力差を感じたとしても、慣れれば慣れるほどかかる時間も縮まると思います🌷

こんなにやりがいのある過去問ってありませんよ

私は他大学の過去問も同様に何年分かずつ解きましたが、早稲田ほど明確に自分の技量に改善の余地が感じられるような入試問題はありませんでした🧚🏻‍♀️

ここは意識しなきゃなーではなくて、
こうできなきゃダメという次元。


という感じで1題30分かけられたとしても
攻略するのは簡単ではない難しい問題です


ちなみにもう一つ残っていた赤本の記録は
こんな感じ

画像2

1つめの赤本の記録は解いてしばらくしてこれと一緒に書いたのでなかなかテキトーで申し訳なかったです🙏

講評は赤本からの引用。

この2012年度はイレギュラーでした

長文の問題数が著しく少ないんです
なのでパッと(?)終わりました

その分Writingが難しかったんですが。。

あと(どうでもいいですが)地味に読めない人名を日本語要約に入れてくるのやめてほしいですよね😇

私カタカナに直すときに間違えたんですよ
さてみなさんは読めるでしょうかお楽しみに(笑)



次回もこんな感じでWritingの解説と、過去問戦歴、そして早慶オープンについてお話しします💫

この記事が参加している募集

受験体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?