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介護業界のICT化

どうもです。今回は介護業界のICT化(※1)について。

昨今、手書きの記録や報告書などもはや見ないですよね?

私の経験上、ICT化の流れに乗り遅れた事業所は軒並み潰れるか苦戦しているイメージがあります。なぜか…?

私個人の感覚ですが、介護業界って書類の量がとても多いのです。介護記録から各種計画書(算定しているいる加算によりますが)などの帳票だけで数種類の書類に追われます。LIFE加算(※2)なども加わると情報収集だけでも一苦労です。

毎月提出のものから3ヶ月に一度~半年に一度の提出でOKのものなど、色々あります。

他の業界の事は詳しくないので割愛させて頂きますが、介護業界では  「書類・情報収集に追われて本業が疎かになっている…もしくは残業で…」という状況が少なくないのでは…と感じています。

なので、せめて書類におけるスタッフの負担を軽減させる必要があります。

通所介護では利用者様への介護サービス提供時間が有る以上、その時間は介護サービスに終始します。なので、空いた時間やスタッフ人数の余裕を作り、その間に仕上げます。デイでのお話ですが、送迎業務まで入れると中々時間が作れない事もしばしばあります。※この辺りは職員数の問題も有りますが。

私(PT)の場合、以前は機能訓練計計画書作成のために送迎業務からから外してもらったり…してました。

私の所属する事業所でも残業が問題視されていたため、5年ほど前から介護ソフトを導入して記録や帳票作成にかかる時間の削減に取り組みました。

入力した内容が各種帳票や記録欄に連動して転記され、期間アラートで管理も簡略化しました。

当初は「お~画期的」と思っていましたが、時代の流れは速いです。

次から次へと新しいソフトの情報が入ってきて、「乗り換え」を考えるようになります。

時代に乗り遅れた介護事業所もそうですが、IT関連業者さんにも同様の事が言えます。

介護報酬改定など、様々な変化に対応出来ていない、もしくは対応が遅い等の介護ソフトはやはり見切られます。私の事業所でも、今回の介護報酬改定での対応が後手後手になったという理由から、介護ソフトを乗り換えました。

介護を魅力的な仕事にするには、業務のスマート化が不可欠であると考えてます。様々な要素の中でも、介護のICT導入は非常に重要な項目の一つとなってますので、お勤めする場合は幅広く理解をしていく必要があります。

駄文ではありますが、お読み頂き、有り難うございました。

(※1)コンピュータを使った情報処理や通信技術

(※2)科学的介護推進体制加算のこと。介護におけるエビデンスを確立してケアの質の向上を図る仕組み


【余談】書いていて、やはり「文章力って大切」と感じます。次回以降、しっかりとまとまりのある文章を意識してもっと楽しく記事が書けるように頑張ります。よろしくお願い致します。

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