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Dawn Capitalでインターンをするということ。

こんにちは!Dawn Capital インターンの洲脇遥那です。
今回は、公認会計士試験に合格後、Dawn Capitalでインターンをしている田和涼太くんにインタビューをしていきます。代表パートナーの石倉さんやキャピタリストの柳沢さんのお話も交えつつ、インターン生のリアルな声をお届けします!

・未経験でもVCで活躍できるの?
・VC業務を通して学べることとは?
・将来の選択肢を広げたいけど、何をすればいいかわからない…!


など、VCに対して疑問を持っている方も多いはず。そんな方々の参考になる記事ですので、ぜひご覧ください!

【読了時間目安:6分】


対談者プロフィール

田和 涼太|Intern
同志社大学商学部商学科在学中。会計学を専攻し、ドイツ会計について研究。2021年に公認会計士試験合格。2022年1月よりCPA会計学院でチューターとして従事。試験終了後、IPOに関心を抱き、ベンチャーキャピタルの関与によるIPOへの影響に着目。2022年8月よりDawn Capitalに参画。

石倉 壱彦|代表パートナー
2005年KPMGあずさ監査法人に入社。2012年より株式会社サイバーエージェント等のベンチャー企業へのコンサルティング業務に従事後、2013年に株式会社アカツキに入社し、コーポレート体制の立ち上げや株式上場準備に従事。2015年より株式会社3ミニッツのCFOとして経営管理部門を統括し、資金調達・経営戦略の立案・事業の立ち上げに従事し、同社のM&Aを牽引。2022年に株式会社アカツキの取締役 投資事業・Co-Creation担当に就任。同年4月に株式会社Akatsuki Venturesを立ち上げ、同社の代表取締役社長に就任し、Dawn Capital代表パートナーとして投資事業に従事。

柳沢 佳典|Senior Associate
2017年に一橋大学卒業後、アクセンチュア・ストラテジーにて金融機関向けのコンサルティング業務に従事。中長期経営計画策定・新規事業立案・DXなど、幅広いプロジェクトに携わる。また、プロボノ活動として社会起業家向けのコンサルティングを経験。2019年に独立し、自身の会社でコミュニティスペースを経営。2019年よりアカツキにジョインし、社長室で複数の新規事業の立ち上げ支援を経て、Heart Driven Fundに参画。2022年よりDawn Capitalのキャピタリストを務める。

Dawn Capitalのココに惹かれて入社を決意!

——— まずは、Dawn Capitalでインターンを始めたきっかけを教えてください!

(田和):
今から2年ほど前に石倉さんと初めてお会いする機会があり、そこでベンチャーキャピタル(VC)の存在を知ったのがきっかけです。僕は大学2年生の時に公認会計士試験に合格しており、監査法人の就職活動を通じてIPOやスタートアップに興味を持っていました。
そこでDawn Capitalに入社すれば、起業家の方と出会えるチャンスも多く、学生のうちからスタートアップに深く関われると思い、入社を決意しました!

——— 学生はVCの存在を知らない方も多いですよね。石倉さんと様々な話をされたかと思いますが、数あるVCの中でDawn Capitalを選んだ理由を教えてください!

(田和):
「Dawn Capitalであれば絶対に成長できる」と確信したのが一番の決め手ですね。学生とはいえ、業務の幅が広く成長機会が多いことがDawn Capitalならではの環境だと思います。
また、キャピタリストはファイナンス知識やスタートアップに関する知見など、総合的な知識や経験が必要になります。だからこそキャッチアップした分、格段に成長できる環境でもあると思い、入社を決めました。

——— 成長意欲の高い田和君にとっては本当に適した環境ということですね。ちなみに石倉さんから見て田和君の第一印象はいかがでしたか?

(石倉):
これまでにも色々な学生を見てきましたが、田和君はスタートアップにハマりそうなキャラクターだなという印象がありましたね。会計知識に限らず、どんなことでも楽しみながら学んでいこうという姿勢が伝わってきました。
学生はスキルや経験がなくて当然です。その分、「楽しみながら学ぶ姿勢」が大事だと思っています。

——— 田和君の人物像が段々と見えてきましたね。次は田和君の入社後のお話を深掘っていきます。

実際のところ、インターン生はどんな業務をしているの?

——— 入社から2年経つ頃かと思いますが、田和君の今の業務内容について教えてください!

(田和):
入社して1年半はVC業務を行っており、主に投資候補先との面談や投資検討、市場や競合企業の調査などを行っていました。それに加えて今年の3月頃からDawn Capitalの親会社であるアカツキでM&Aの業務も行っています。

——— 投資検討と一口に言っても、ファイナンス的観点とビジネス的観点、どちらも必要になるので、とても難しい業務だと思います。その中で田和君が楽しいと感じる場面についてお聞きしたいです!

(田和):
新しい発見をした時ですかね。投資検討やM&A検討をする際にその会社を理解することはもちろん、市場環境や競合などたくさんの情報を得ることが必要になります。その度に自分の知識や経験がアップデートされていくことが何よりも楽しいなと感じています!

——— 学生のうちからVC業務だけでなく、M&A業務に携われるなんて珍しいですよね。M&A業務はVC業務と比較して違いはありますか?

(田和):
一番の違いは、対象の企業の規模感ですね。M&Aで検討する企業の方が規模が大きいですし、スタートアップの投資検討では、ほとんど関わることのない金融機関やFAの方々と話す機会もあるので、出会う人の幅も格段に広がりました。
また、M&Aの方では、M&Aをすることでアカツキとどういったシナジーがあるのかを慎重に検討する必要があることも違いの一つですね。VC業務に加えて判断要素が増えるため、とてもやりがいがありますし、インプットする情報量が増えるために自分のキャリアの選択肢も広がっていると実感しています。

——— VC業務、M&A業務、どちらも学びの連続になりそうですね!

大学生活を1年間延ばしてまでDawn Capitalで働くことを決断した想いとは…?

——— 田和君は大学生活を1年間延ばすことを決意されたんですよね。この2年間の中で一番大きな決断とも言えるかと思いますが、どういった想いで決断されたのか教えていただきたいです!

(田和):
「Dawn Capitalという唯一無二の環境により長く身を置きたい」という想いを抑えられず、大学生を1年延長することを決意しました。正直なところ、大手監査法人の内定もいただいていたので、1年延ばすことへの恐さはありましたが、それ以上に石倉さんや柳沢さんを含め、尊敬できる方々のもとでもっと経験を積みたいという気持ちが強くなりました。
今では1年延ばして本当に良かったなと思っています。

——— 学生にとって大学生の期間を延ばすことはとても勇気の要ることだと思います。そんな田和君にとって、Dawn Capitalで2年間働く中で1番成長したとご自身で感じるポイントを教えてください!

(田和):
もちろんスタートアップの理解やファイナンスの知識を身につけることができましたが、1番は「考える力・考える習慣」が身についたことですね。投資検討やM&A検討において1番大切なことは、いかに自分の意見を持つかだと思っています。
キャピタリストの方々と比較して知識や経験が少ないことは理解しています。それでも間違いを恐れず自分の中で仮説を持ち、スタンスをとることが「考える力」に繋がったのかなと思います。

今振り返ってみると、入社時点では自分の思考がとても浅かったなと思います。Dawn Capitalでの経験を通じて考える力や習慣が身についたことで、自分の将来のことについて真剣に向き合えるようになりましたし、より深い思考ができるようになったと実感しています。
社会人になった後も、「考える力」をより洗練していきたいと思います。

——— 柳沢さんは田和君の成長をどう感じられていますか?

(柳沢):
ある日を境に急に成長し始めたという印象が強いですね(笑)。田和君の投資検討の観点が少し甘い時がありまして、その時に石倉さんが少し厳しめのフィードバックをしたんですよ。その日を境に自分でしっかり最後まで考え抜くようになり、投資検討に対する意識がガラッと変わったと感じています。
最近は投資面談の後に自分の考えをしっかり僕に共有してくれることが増えました。本当に成長したなと感じています!

——— 田和君の頑張りは他の方にも伝わってるんですね。石倉さんがインターン生を育てるにあたって大切にしていることはありますか?

(石倉):
挑戦し続けられる環境作りを大切にしています。インターン生はチャレンジ精神が強い子が多いので、その想いに応えられるようにしていますね。
学生には絶対に経験できないことをあえてやってもらうことがDawn Capital特有の文化だと思います。

——— チャレンジしたいインターン生にとっては、最高の環境ですね!

未経験でも大丈夫!Dawn Capitalで活躍できる人の特徴2つ

——— 田和君は既に公認会計士の試験に合格されているということですが、入社時から大活躍だったのでしょうか?

(田和):
全くそんなことはなかったです。右も左もわからない状態で心が折れそうでした(笑)。会計知識は一定あるものの、スタートアップやビジネスに関する知識が皆無だったので、そこでつまずくことが多々ありました。

——— 誰しもが壁にぶつかる可能性があるということですね。どのようにして知識を身につけられたんですか?

(田和):
最初は知らない単語を調べたり、本をひたすら読むことから始めていました。週に1度、投資検討のための会議があるのですが、入社当時は初めて聞く単語が飛び交っているなという印象でした(笑)。
まずはそれらの単語を調べ、スタートアップに関する知識や、様々な業界の知識を本でインプットしていましたね。知識を蓄えることを繰り返すうちに、投資検討における重要なポイントを段々と理解できるようになりました。

その後はいかに思考を繰り返すかですね。会議中に他の方同士で議論をしている時にも、『自分ならどう考えるか』、『投資をする上での論点は何だろうか』など、ひたすらに考えることを意識していました。

——— 今までスタートアップに関わったことがない人でも、貪欲に知識をインプットして思考を繰り返すことができれば活躍できそうですね。改めてDawn Capitalに向いている人はどんな人だとお考えですか?

(田和):
主体性好奇心、この両方を持って業務に取り組める方が一番向いていると思います。先ほど石倉さんもおっしゃっていた通り、チャレンジ精神を持ちつつ貪欲に学ぼうという姿勢が大事なのかもしれませんね。

(石倉):
漠然と将来の選択肢を広げたいと考えている人や、将来軸が定まっていない人にもピッタリだと思います。業務を通して、AIやSaaSはもちろん、ハードウェアから不動産まで本当に幅広い業界に触れられるので、その中で自分の得意領域を見つけ出すのも良いと思います。Dawn Capitalでの業務を通して成長してもらえると嬉しいです。
 

Dawn Capitalの雰囲気 | どんな人がいる?

——— 今までのお話でDawn Capitalの雰囲気を掴めた方も多いと思いますが、改めてどんな社員が多いと思いますか?

(田和):
一言で言うと「暖かい人」が多いと思います。基本的に社員の方は毎日出社されているので、コミュニケーションの量も必然的に多くなります。プライベートでも仲良くさせていただいていますし、疑問に思ったことはすぐに質問できるなど、とても居心地の良い場所だなと感じています。

——— 周りの支えがあればモチベーションにも繋がり、さらに成長できそうですね!
最後は、田和君の描く未来についてお話を伺っていきます。

田和君の将来の夢について

——— 日々成長し続けている田和君ですが、将来の夢は決まっているんですか?

(田和):
バシッと言い切りたいところですが、明確な夢はまだ見つかっていません。しかし、身の回りの自分に関わるすべての人が幸せと感じられるような「美しい社会」を創りたいと考えています。
それを実現するための具体的な選択肢については現段階ではわかっていません。だからこそ今は夢を模索しつつ、目の前のやるべきことを着実にやっていくことが大切だと考えています。

——— 石倉さん、柳沢さん、お二人から田和君に向けてアドバイスはありますか?

(石倉):
自分のなりたい姿は歳を重ねるにつれ、次第に定まっていくんじゃないかな。若い間はとにかく自分の価値を高め続けることも正解の一つだと思います。
自分の強みを伸ばして、得意領域を広げていく。これを繰り返すだけで十分に周りに良い価値を与えられる大人になれると思いますよ。

(柳沢):
石倉さんのおっしゃる通りだと思います。チャンスが目の前に転がってきた時に確実に自分のモノにする準備を普段からしておくことですかね。スキルや経験を何年もかけて磨き上げていくことが大切だと思います。

(田和):
お二方ともありがとうございます。Dawn Capitalでの業務を通じて能力を高めつつ、やりたいことを見つけたいと思います!これからも精一杯頑張ります!

成長したい人、将来の選択肢を広げたい人はウェルカム!

——— では最後に、田和君からDawn Capitalへの入社を考えている皆さんに一言お願いします!

(田和):
僕はDawn Capitalという場所でインターンができて良かったなと心から思っています。Dawn CapitalはVC業務やM&A業務をインターン生のうちから経験でき、素晴らしい方々と一緒に働ける唯一無二の環境だと思います。
成長したい方や将来の選択肢を広げたいと考えている方は、ぜひDawn Capitalに来てください!

最後までお読みいただきありがとうございました!Dawn Capitalに少しでも興味を持った方は、お気軽にお問い合わせください!


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インタビュー・文/洲脇遥那
写真・クリエイティブ/池田龍之介