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出来る管理職は、これだけは絶対にやらない、「エゴミュニケーション」とは。

どうも、元クリエイターの思考コンサルタント
ダヴィンチさんです。

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本日のテーマはこれです。


出来る管理職は
これだけは絶対にやらない
「エゴミュニケーション」とは


という事で、お馴染み「出来るサラリーマン」シリーズをお送りしたいと思います。

まず「エゴミュニケーション」という言葉をご存知でしょうか?知らないのもそのはず、ダヴィンチさんの造語です。

【エゴミュニケーション】エゴとコミュニケーションを合わせた造語。一般的には、ネガティブな意味で用いられ、エゴを満たすことに重点をおいたコミュニケーション全般を指す。正論の押しつけ、マウンティング等がこれに該当するが、自分の非を認められず、相手に責任を転嫁する際の言動もこれに含まれる。また、他者を一方的に悪者扱いする事で、相対的に自分を正しく見せたい時の行動も同様である。(ダヴィンチさん造語)

「エゴミュニケーション」の解説を読んで頂いた時点で、カンの良い方は本日の記事がどんな内容か、すでに予想がついていると思います。

そうです。

「エゴミュニケーションをやってしまっている管理職は非常に損をしていますよ」という事です。

ここから、詳しい内容に入りたいと思います。


まずは問題です。

あなたは管理職です。こんな時、どうしますか?

とある仕事を部下へ頼みましたが、具体的な方法に関して指示を出しませんでした。
次の日、部下から仕事が上がりました。成果物を確認すると、自分が期待していた内容ではありませんでした。
と言うのもそのはず、頼んだ仕事に関して、社内でルール化こそされていませんが、やり方は暗黙に決まっていたのです。

暗黙に決められたやり方で、仕事を行わなかった部下に対して、あなたならどうしますか?

1)部下を自分の席に呼びつけ、直接次のように怒る。
「お前さぁ、これやり方が違うんだよ!ちゃんと確認しないからこうなるんだろ!全部やり直し!そんな事だからお前はいつまでたっても駄目なんだよ!俺が若い頃なんて、もっと厳しく怒られたもんだよ、まったく」

2)部下の席まで行き、直接次のように話す。
「上げてくれた仕事を確認して気づいたんだけど、これ、実はやり方が暗黙で決まって、伝えるのを完全に忘れてました。せっかくやってもらったのに、本当に申し訳ないんだけど、このやり方でもう一度お願いできる?ごめんね。しかし、今回上げてくれた、このやり方も分りやすくていいね。でも今回はこのやり方で!」

3)部下と直接話さず、自分の上司をccに入れて次のようなメールを送る。
「やり方がおかしいです。全部やり直してください。分からないなら、なぜ取り掛かる前に確認しなかったのですか?せっかく時間をかけても全て無駄です。正しいやり方は〇〇さんが知っています。詳細を説明してもらってください。次回からこの様な事が無いよう確認を徹底してください。」

4)上司に見つからないように、部下を別室に呼び出し次のように話す。
「ごめん!やり方を説明してなかったこちらが悪いんだけど、これ、一応方法が決まってるんだよ。せっかくやってもらって申し訳ないんだけど、このやり方でもう一度お願いできる?私も手伝うから!ごめんね!」

さて、あなたなら1)~4)のどれを選択しますか?どれにも当てはまらない場合は、コメント欄に書いてください。

まず、ダヴィンチさんが駄目だと思う選択肢が1)3)です。って言わずもがなですよね。

そして特に3)は最悪です、、、自分の上司をccに入れ、自分が部下を叱責している姿を(メール上で)見て欲しいのでしょう。自分は管理職としてしっかりやっている所を評価してほしいのでしょう、、、つまりこれがエゴミュニケーションっというわけです。ちなみに、この方法、管理職が評価を得るためには逆効果です。

そもそも、管理職という立場が何を求められているかを理解していれば、自ずと答えは2)か4)になると思うのです。(この選択肢の中では)

管理職という立場が求められていること。これを誤解を恐れずに言語化すると「部下というコマを上手く使いまわし、自分の管理している部署の仕事を円滑に回すこと」だと思うのです。

通常、これが行える管理職は「管理能力が高い」という評価を勝ち取り、更に上のレイヤーを管理する立場へ出世できると思うのです。

それを考慮すると4)は、なかなか良い選択肢だと思います。自分が正しい指示さえ出せていれば、部下に無駄な時間を使わせずに済んだ。この事実を、自分の上司に気付かれないように、こっそりと、やり直す指示を出す。それでいて、部下の機嫌を損なわないように留意もできています。

しかし「自分を良く見せたい」という本能がそれを邪魔します。

自分が正しい存在でありたい欲求や、自分の中にある「強いリーダー」像を自己実現するためとは言え、部下の機嫌を損なう事は、管理職にとって何一つ利益が無いわけです。裏を返すと、部下が機嫌よく、進んで動いてくれる事が、管理職にとって最も合理的な状態だと言えます。

裏では何を思っていても構いません。しかし、部下を抱える管理職として、その役割を演じきりましょう!


しかし、、、実は例外的に

部下を、きつく叱りつける必要がある場面も、無くは無いです。これはすごく限られた場面です。

それは、どんな場面か?

善悪の区別すらつかないような人間を扱う場合です。これこそ誤解を恐れずに言いますが、これは幼い子供や犬を躾けるのと同じ行為となります。

そんな場面、会社内で多くの場合ありませんよね?


ということで、

出来る管理職は絶対に「エゴミュニケーション」をしないでした。


本日はこの辺で。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

ダヴィンチさんでした。

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