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フリーランスのリアルな現場訪問!

ここでは35歳の誕生日までに脱サラ・フリーランスになることを決意した、グラフィックデザイナーがいろいろなビジネス・副業にもチャレンジしながら、奮闘していく様子をリアルにお届けしていければと思っています。


僕が現在、勤めている会社は100人規模の広告の制作会社で、
大手広告代理店を相手に日々、ゴリゴリとグラフィックデザインをやっています。

そんな会社に10年近くいると、OBやOGにも、
転職したり、フリーランスなったり、
鬱になって辞めたり、色んな人たちがいるわけです。

情報収集として、本や動画で学ぶのも大事だけど、
まずは先人のリアルな現場の声を聞こうと、
自分が勤めている会社を辞めてフリーランスになった先輩の事務所に
話を聞きにいきました。


・フリーランスになった経緯

その事務所では、数人のOB・OGが事務所のシェアをしていて
2人の先輩が相談にのってくれました。

一人は会社に在籍中から受けていた知り合いの仕事の売り上げが、
本業の給料を食い始めてきたので、思い切って独立を決意。
そこから10年近く、フリーランス(今は法人化)として働いており、
今では年収は1000万を超えているみたいでした。
この年収1000万というのが安いか高いかは置いておいて、ひとまず目指していきたい基準だと思っています。
目標で独立して1年以内。最低でも3年以内。

もう一人は、当時超激務だった会社や仕事が嫌になって、逃げるように退社。
人伝で別会社のアルバイトなどを経て、一人目の先輩に相談してフリーランスになったようです。
一人目の先輩ほどではないけど、そこそこお仕事をこなしていて、全く食っていけないとかそういうレベルではないみたいでした。

その段階で感じたことは、そんな行き当たりばったり的にやれている人もいるのだったら、1年間しっかり準備して望めば案外いけるのでは?(失礼)
というのが率直な感想でした。


・仕事の内容について

次に聞いたのは、どういった内容の仕事がメインで、仕事量・ペース、金額設定などどうしているか?
といったことです。

恐らくデザイン系フリーランサー業界にとってはこれがいちばんの問題点じゃないかなと思います。
それは、戦略なしにクライアントワークだけで売り上げを出していこうとすると、フリーランスのグラフィックデザイナーに回ってくる仕事の大半は、
「大変な作業・金額が安い・時間がない」の負の三本柱の仕事が多いということです。
あの居酒屋メニューにあるとテンションの上がる大好きな「TKG」とは正反対の、「魔のTKG」です。

例に漏れず2人の先輩も、この「魔のTKG」をたくさん喰らってきたみたいでした。

ここをどう攻略していけばいいか。それを「脱サラ・フリーランスまで@〇〇」では、大きな課題として考えていきたいと思っています。

一つは、それらの仕事でも請け負わないといけないようなギリギリの環境で仕事をするのではなく、「負のTKG」を請け負わなくても大丈夫なような、収入源を別でも作ること。
専門性を生かしたサービスなのか、今ある程度スキルのある動画編集力を生かしたものなのか、はたまたプログラミングやブログ収入などの新しい方向にチャレンジすることなのか。

二つめは、安売りはせずに単価をしっかり高く保つこと。
そのために相手が納得いくようなクオリティのサービスを常に提供したり、相手がお金を払ってでもお願いしたくなるようなブランド力の仕組み作りを、どうしていくか。
価格設定に関して、株式会社WORDS代表取締役の竹村さんのこの記事は、とても参考になったし、共感しました。

自分はデザインに固執しているわけではなく、
むしろお金を稼げて、家族と旅行に行けるぐらいの自由があれば、
何でもチャレンジしてやるぞ、という気持ちでいますが、
デザインを生業として、稼いで行けるのであれば、
それはそれが一番、良いと思っています。

あとは自分はディレクションをメインとして、制作作業を外にだしていくなど、その後のステップとして色々とチャレンジしていきたいことは沢山ありますが、ひとまずは駆け出しだとそういったことが課題になっていきそうだな、と思います。


今回は、ここまでです。

次回は

・どうやって仕事やクライアントを獲得しているか

・1年間の準備期間での過ごし方

・今までの経験についての色々

などの続きをお話しできればと思います。

脱サラ・フリーランスまで、あと348日。


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