Datoさん┃元くるまの広告屋

車好きが高じて専門の広告屋さんで5年ほど働いてました。 今は遠く離れた場所にいますが、…

Datoさん┃元くるまの広告屋

車好きが高じて専門の広告屋さんで5年ほど働いてました。 今は遠く離れた場所にいますが、 国内外の車ニュースを超個人的視点で好き勝手にお伝えします。

最近の記事

【もったいない】ホンダがレース活動を販売に活かすためにやってほしい3つのこと

│ ホンダはどうしたいのか  12月6日、業界メディアの記事内で、HRC(ホンダ・レーシング)四輪レース開発部の浅木泰昭部長がホンダF1活動について言及した一節です。 ホンダはF1活動をマーケティングの領域からも重要視しており、 とりわけ得意とするアメリカ市場で、とりわけ若年層からのF1人気が上がっている背景を鑑みてのコメントのようです。 「では、ホンダは誰に自動車を売りたいんでしょうか」 とりわけ、レース活動が連想されやすいスポーツモデルは、 誰のために生み出している

    • 【5ナンバーはいいぞ】ライズとロッキーがなぜヒットしたか

      │ 例えるならユニクロの服  いきなりですが、売れに売れているスモールSUV「ライズ」と「ロッキー」の話です。わたしも気になる。もはや、欲しい。22年1-6月の新車半台数(乗用車ブランド通称名別順位)を見てみましょう。どちらも19年11月の発売だが、ライズは登場から3年経っても5位(※1)にいます。ロッキーは前年比96.3%と健闘中(※1)。この5ナンバーサイズSUVがランキングにいること自体、大ヒットですよね。  なぜ今売れているんでしょうか。当然、SUVブームだからとい

      • 【勝手に予想】2030年までのHonda EVラインナップ (後編)

        │ 各カテゴリーごとの予想  前編ではHondaのEVラインナップ予想をテーマに、大まかな変遷とそれに至った理由を述べてきた。下のリンクからも読めるので、ぜひチェックしていただきたい。合わせてリソースも貼っておく。 後編では、22年9月現在の全17種(生産終了機種も含める)について、どうモデルチェンジしていくのかを具体的に予想する(図1)。明言されている新EV機種の関わり方が一番のポイントだが、上から順に見ていこう。量が多いので、気になるカテゴリーだけ見たい方は、目次から

        • 【勝手に予想】2030年までのHonda EVラインナップ (前編)

          │ 勝手にラインナップを考えてみた  多くのHondaファン、もしくは現オーナーは、同社の行く末に、いま何を感じているだろうか。アコードやインサイト、オデッセイといった看板機種の生産終了が発表され、21〜22年の間に10機種削減とラインナップの見直しが急速に図られている。EVへの集中投資に向けて、採算の悪い支出を少しでも減らす必要があるからだ。この約半年間、ファンでもある筆者としては、わかっていてもどこか寂しさが消えない日々が続いた。ならばいっそ、自分で予想してみようと思っ

        【もったいない】ホンダがレース活動を販売に活かすためにやってほしい3つのこと

          【開花の見頃は10月頃まで?!】 日産 SAKURAと補助金のおはなし

          │ 税金を補助に充てることの意味  5月20日の発表からおよそ3週間で11,000台受注の日産「SAKURA」2017年に発表から発売までの8週間で、約30,000台を受注した2代目N-BOXに迫る勢いからも、その人気ぶりはまさに満開といったところ。メーカー希望小売価格は、最上級グレードの「G(2WD)」で約294万円。最新のEVだとしても、軽としては割高感が否めないが、国の補助金制度がうまく働いた。国や自治体の補助金に加えて、抽選にはなるが、販売店独自での50万円分購入支

          【開花の見頃は10月頃まで?!】 日産 SAKURAと補助金のおはなし