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アトピー性皮膚炎の息子の話(1)

第二子の我が息子は生後3ヶ月目から皮膚に異変が見られるようになった。肩や腕、脚が特に乾燥して、赤ちゃんのお肌と言って想像するようなもち肌とは程遠く、鳥肌のようなぶつぶつがある象の肌のような固い肌になっていった。

お風呂に入れても本人は全く気持ち良さそうでなく泣いていた。乾燥もひどいのでお風呂に入れる回数が減った。塩素除去などしていなかったから、それも問題だったのかも。

赤ちゃんの爪というのはものすごく薄くてカミソリのような凶器だ。目を離すと途端にほっぺは鮮血の血まみれになる。オムツ替えもお風呂の着替えの時も体じゅうが痒くて引っ掻くので、足も腕も傷だらけ。いかに傷を増やさないか、手足を抑えながらの着替えは格闘技か?と思うほどギャグみたいに手間がかかり、1歳年上の長女の時との違いに愕然とした。

夜は夜で痒くて夜中に起きて眠らない。顔や耳や手腕を引っ掻きまくる。夜中に息子の手を払い除けながら、息子のほっぺをペチペチとはたき続けること2時間3時間…。

体に何か不調がある子供の育児ってこんなに大変なのか!と心底びっくりした。しかもただのお肌の不調だよ…そんな重病を患っているわけでもないのに…。

そんな状況だったけれど、アトピーで有名なステロイド薬は絶対に使いたくないと思っていた。こんな小さな赤ちゃんに免疫を破壊するような劇薬を使うなんて、まさかね。

ところがところが、行きつけの小児科の定期検診で息子の肌を見た医師から処方されたのはステロイド薬だった。それがステロイドだということの説明は一切無い。なぜ???

薬の名前に分かりやすくステロイドという表示がしてあるわけではないということも驚きだ。ネットで調べなかったら危うく使ってしまうところだったよー。

お医者さんはきっと目の前の患者さんの症状をよくしようと、善意で診て下さってるんだと思いますが、もうちょっとインフォームドコンセントがあってもいいんじゃ無いかな、と思いました。

こんな小さな医療の問題も、解決するには仕組みから変えなければならないというのは大変なことだけれども、国民一人一人が気づいて、政治に参加して変える努力をするしかないね。

1歳半に成長した息子は相変わらずステロイドは一切使っていない。肌の状態は以前より良くなってきている。一年前傷だらけだった顔はすべすべになった。

そして最近、メタトロンというロシアが開発した量子波動器で検査を受けた!


その話はまた次回。




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