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そこまで混まない鎌倉観光~大船→常楽寺→円覚寺~

大船駅から

藤沢駅を出て大船駅に入る直前、大船観音が見えます。

観音様が見守るこの街は活気のある商店街、高校や大学の集まっています。

松竹大船撮影所にゆかりのあるお店もあり、昭和の面影の残る街です。

常楽寺

東海道線、横須賀線沿線にある大船駅から北鎌倉駅方面へ歩くと常楽寺があります。

鎌倉幕府三代目の北条泰時の墓はこの常楽寺にあります。
北条泰時は御成敗式目という武士のルールを作りました。

常楽寺の歴史

北条泰時が妻の母の供養のために建てた粟船御堂がはじまりで寺の名は北条泰時の法名「常楽寺殿」からとられたとされています。

「粟船」という地名は現在の「大船」につながっています。

常楽寺の鐘

鎌倉国宝館には常楽寺にあった鎌倉最古の鐘が預けられています。
国の指定重要文化財となっています。

茅葺屋根の山門

そしてお次は北鎌倉駅の目の前にある円覚寺。

円覚寺

円覚寺の敷地内に横須賀線の踏切があり、この参道の左右に池があります。

円覚寺の池
円覚寺に入るため山門の立派な石段
山門

この山門は煩悩を取り払う門とされています。
ここを通り清浄な気持ちでお参りするのです。

これが仏殿

この円覚寺を建てたのは第8代執権である北条時宗です。
2度の蒙古の来襲を経験した時宗。
2度の戦いの戦死者を弔うため建てられました。

ここには、国宝の鐘や、700年以上の樹齢の大木、時宗の墓などがあります。

時宗は戦火をくぐりぬけ幕府をまとめ上げていたことから学問の神、開運の神と崇められています。

後編へ続く•••

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