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リテールメディアのトレンド_DataTailor_気になるNEWS_20220323

DataTailorにてメディア運営・コンテンツ作成に関連した気になるNEWSを毎週更新!!!と言いつつ、長らく三日坊主になっておりました。今回号は、何とかかんとか、1年半ぶり更新を致しました。これからは、週1回程度の頻度の定期更新に戻して行きたいと思いますので、宜しくお願い致します!

リテールメディアの潮流

少しセンセーショナルな記事タイトルですが、少しミスリードなタイトルかなと感じております。「広告代理店」になる日とありますが、「媒体」になる日が適切な内容か?と。

ウォルマートが何をやろうとしているかということですが、下記が非常に端的にまとめられていると思います。

広告配信プラットフォーム「ウォルマートDSP」を立ち上げると発表した。広告主はウォルマートの店舗やEC(インターネット通販)サイト、スマートフォンアプリでの消費者行動、購買履歴などのデータを活用して、さまざまなメディアにデジタル広告を配信できるようになる。

この潮流を受けてということですが、先週、下記の2つ(グローバル・日本それぞれで)が発表されました。リリースやニュース記事を見ている段階ですが、ウォルマートが実施しようとしていることと、ほぼほぼ同じような内容かと思われます。

Criteoリテールメディアは、サードパーティ・クッキーに頼ることなくオーディエンスを特定し、Criteoの機械学習テクノロジーとAI機能を使ってユーザーのコンテキストに即した関連性の高い広告を配信するとしています。

強いて違いを上げるとすれば、
・ウォルマート:TheTradeDesk
・auPay、Nordstom:Criteo
というように配信プラットフォームが異なっている点が、現状での大きな違いかと見ています。広告配信ツールとしての設計思想や、機能面の細かなところには違いも色々とありますが、紙幅の関係で、この場で詳細を書くのは控えようと思います。(気になる方は、下記リリースなどをご覧くださいませ。)※なお、弊社は、日々の業務でTheTradeDeskを活用しているので、魅力や活用方法はふんだんにお話できるかと思いますので、お気軽にご質問下さいませ。

日本国内での動きは?

上記、ウォルマート・Nordstomという海外案件(及びauPay/これは日本案件ですが。)が先行しているように感じますが、日本はどうなのでしょうか?

3/17に発表されましたが、ANAグループのANA Xとサイバーエージェントが、下記のような発表を行っておられました。「デジタル広告配信事業に関する業務提携」という表題ですが、内容・実態は、上記と近いものでないか?と思われます。

また、この領域においては、サイバーエージェントは一昨年の9月に伊藤忠商事・ファミリーマート・NTTドコモなどと、購買データを活用した広告事業に関する新会社設立しています。

また、昨日(3/22)に発表されていましたが、サツドラ・AWLと前述もしたサイバーエージェントが、共同でサービスを開始されました。

Apple_Safariだけでなく、Google_ChromeのCookie利用制限の動きとともに、個人情報保護法の改正(施行)の流れも受けて、1stPartCookieを活用したサービスが、盛り上がっているように感じます。

「生活者との日常の接点」がある、小売り(リテール)業の各社が、メディアとして、どんどんサービス領域を広げて行く未来が予想されると感じています。

なお、記事を読む時間がない(手間)という方は、下記のアタラ 杉原氏のvoicyをお聴きになられることをお勧めします!(回し者ではございません 笑)

<<執筆>>原 直志



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