【DAF35】大人のあるべき姿を目の当たりにした30回目の観覧
細々と講師業を続けていられる大きな理由の一つには、「DAFを続けてくれているお陰」なのです。
2024年3月17日(日) 東京・王子のライブハウス「ベースメントモンスター」で開催された「DAF35(ドラマティック・アカデミー・フェス)」に行ってきました。
DAFとは?
「DAF」は前回から「ドラマティック・アカデミー・フェス」と銘打って開催しているセミナーイベント。
四半期ごとの開催
ライブハウスで開催
エンタメ感を増す照明や音響の演出
乾杯から始まる
1人5分間の持ち時間
全体が数ブロックに分かれている
ブロック(前半・後半)ごとにアフタートークの時間が設けられている
軽食もある、開演からアルコールを呑みながら観覧しても良い
「DAF」の当初の「D」はドランクだったけど、(タチの悪い)酔っ払いは皆無(歓迎されない)
今では「D」は「ドラマティック」に
ブロック間に交流タイムがある(交流しなくても良い)
出演アーティストによる体験型ブースも出店される
バックエンドは無し(勧誘もなし。勧誘やセールス目的の観客も歓迎されない)
終演しても名残惜しい空気がある
開演まで
この日は王子の会場で「DAF(ドランク・アカデミー・フェス時代から)」を観覧するのは、今回で30回目。
(前回は無かった)初回からドリンクカウンターのボードも。
これはショット用。テキーラとかあったかな。
入場したら(料金込みになっていない対象の方は)ドリンク代金を受付で現金で支払い、受付から「ドリンクチケット」を受け取ります。
受け取ったドリンクチケットは、会場奥(ステージへ向かって右奥)にあるドリンクカウンターで、お好みのドリンクと引き換えます。
オープニングに乾杯があるので、開演前にドリンクがあるようにしておきます。
開演・オープニング
照明効果や音響で会場を包みます。
そして主催とMCの 超ブレイク塾・西澤 一浩さんがご登場。
掛け声は「西澤~~~~~~~っ!」
日本大学のプロレス研究会ご出身ということもあり、個人的にはかなりハマりのいい声援だと感じているのです。
軽快で、妬けるほど笑いもあるMC、そして出店者の紹介。
DAF初回から変わらぬおいしい唐揚げを体験できる東京・赤坂 鶏Dining Bird Place 奥山 吉延さん
「ホットコーヒー」まっさんCafe・中沢 雅孝さん
そして物販ブースでは、登壇者の著書なども紹介されました。
奥で小さく本を揚げているのは、後に登場する福嶋 尊(たける)さん。
そして一人ずつ出演アーティスト(実は次回から呼称が変わるという)が紹介されました。
今回は、イースターということで、ウサギの耳を付けて登場。
その後は西澤さんによる乾杯の発声、そして舞台から客席に降りてゆき、乾杯をしてくださります。
交流タイム(休憩時間)があり、この後が本編Aブロックです。
Aブロック・前半
明壁 陽子:運を呼ぶ巻き込まれ力
「巻き込まれ力」とは3点
(1)誘いを受けたら迷わず返事は「はい」
(2)手帳にスケジュールをすぐ入れてしまう
(3)すぐ行動に移す巻き込まれ力で運が良くなる
そもそも運が良い人とは、ここでは「自分が幸せだと思う状態に、自分で自分を導くことができる人」
長谷川 孝幸:あなたも食べなよ、茶色メシ(前編)
Facebookでは茶色メシを良く投稿している
かつて厚生省(現・厚生労働省)では1985年(昭和60年)「多様な食品で栄養バランスを」の中で、「一日30食品(の摂取)を目標に」と掲げられていた時代があったが、後に(平成12年・2000年)は掲げられなくなりました
日本の単身世帯は増加の一途をたどると言い、30品目の維持は困難。そこでバランス良く1日のうち1~2食気を付けながら20品目の提案。茶色メシという観点で、詳細は後半で
ちょうど5分でございます。さようなら
Aブロック前半・アフタートーク
明壁 陽子さん:
当日は触れられていませんが、2024年リリースの新曲
前回「DAF34」ではCD盤が参加者へ進呈された「STEP」。
長谷川 孝幸さん
価値を持って勝つ「カチトーク」コンテンツ制作中
ちなみにお二人とも、ほめ達の先生
長谷川孝幸先生、明壁陽子先生
Aブロック・後半
綿谷 翔:近所のあの子が急に冷たくなった気がするのだが、実は完全犯罪されそうになっていた件について
昨年(2023年・令和5年)7月・面会要求罪が新設
第182条 十六歳未満の者に対する面会要求等
これが「後出し」でも、また悪用してでも被害を訴えることが可能と言います
法律を作る → 訴える → お金を得る美人局の事件も含め、大人が手なずけ、そそのかし、証拠が固められてしまうこともある
この事件も記憶に新しかった(14歳と15歳の中学生が逮捕された)
防ぐ方法、つまり社会的信用を身に着けるには?
岡 佐紀子:桃太郎の呪いにかかっていませんか
普段は問題解決について企業向けの研修などをしている。
善いことをしているつもりでも、良くないことが起こったり、頑張っていても報われないことがあるのが現実社会
童話「桃太郎」は、きびだんごで買収された家来たちによる、「勧善懲悪」のはなし
そして「頑張ったら報われる」の反対に、報われないことに対して、因果応報が自己責任にすり替わっている(※)
「公正世界仮説」やったことに公正な結果が返ってくるという思い込み(認知バイアス)
Aブロック後半・アフタートーク
岡 佐紀子 さん:
衣装はお友だちの方によるもの
性被害に関する文春砲などを受けての反応の一つに、「警察に行けば良かったのに」に対して
警察に駆け込んだところで、実際に女性警官からの残念な言葉と、その後の取り調べの細かさは、心身の負担は大きい
またこうした事情を含んだ上での加害者もいるという
綿谷 翔 さん:
他の週刊誌と比べて、ネタを提供されやすい環境がより整っている強みがある
ゲストトーク・1
福嶋 尊(たける): すべての悩みはストレッチで解決できる
初の著書「すべての悩みはストレッチで解決できる」を上梓。
DAF初期の功労者のお一人(初回DAF:2015年3月7日)
西澤さんとは、2013年頃出会ったという
この本は姿勢などの載った写真は無く、巷のストレッチ本と異なり健康本ではない
本書では動画にリンクするQRコードが20以上掲載
ちなみに関連本
当日会場では、悩み相談にストレッチのレクチャーで応える時間も
Bブロック・前半
ここでウサギの耳の扮装や、配られた卵の真相が(卵の画像は最後に)
大勝 弓緒: ハイブランドと無名ブランドの違い
化粧品メーカー勤続30年目、敏感肌スキンケア製品セミナー講師
製品プロモーションの企画をする中で、知名度による競争力の違いが存在
有名ブランド(ハイブランド)の広告は、イメージ画像とブランド名がセットで印象に残りやすい
季節による色の違いや製品の形などに大きな差はなく、有名ブランドは製品説明よりも、イメージ重視
感情・感覚に訴えることが購入意欲を刺激する → ブランド名が浸透し、資金力もあるハイブランドに育ってゆくさて無名のブランドは、製品開発や製品のコンセプトづくりを頑張っている
クマ美: オカマバーで学んだチームワーク
元オカマバーの店長で、現在はカウンセラーなどでご活躍。
オカマだからって面白い人ばかりとは限らない
しゃべらない人、お話が達者な人、週末オカマ業でおしゃべりが上手ではない……など様々なキャラクターがいた
様々な人がいることで「しゃべらない人がいい」というお客様もいる。みんなが補い合うからチームワークが生まれる
自分にしかできないことは必ずある
Bブロック前半・アフタートーク
大勝 弓緒 さん:
最大手企業の商品の基材について
世に出るまでに多くのフィルタリングを経ていることで必要以上の不安はいらない
クマ美 さん:
あっと驚くオカマ仲間のエピソード公開
シアワセなオカマの話を……という西澤さんの質問に対しては……
Bブロック・後半
福田 剛大-1/2: やってきたことを全否定された末路
名刺の専門家。現在国家資格・キャリアコンサルタントの資格の受験中。
この本のカバーやイラスト等も担当:
キャリアコンサルタントでも「コンサルタント」の違いが明かされる
これまで活動してきたコンサルタントとしての経験が、受験対策では通用しなかった話
福田さんが読んだ大将(萩本欽一さん)にまつわる記事が、正にキャリアコンサルタントの姿勢と感じたという話
平賀 敦巳: 「非常」のススメ
「本日、土用の丑の日」や「エレキテル」でおなじみの平賀源内の直系の子孫ではない平賀さん。
平賀源内は52歳のとき、誤って人を殺めてしまったことで伝馬町(現・東京都)の牢屋の内で、破傷風で病死
身寄りのない源内を墓に葬り、墓碑銘を彫ったのは「解体新書(ターヘル・アナトミア)」を著した、盟友の杉田玄白
実は源内はベストセラー作家。「風流志道軒伝」、「放屁論」
Bブロック後半・アフタートーク
福田 剛大 さん:
アドバイスではなく、相手から答えを引き出すための問いかけ
キャリアコンサルティングの試験について
顛末は次回のDAFで明かされるのか?
平賀 敦巳 さん:
今回も足元に注目
源内には師匠がおり、医師・学者の田村 藍水(らんすい)に師事した
ゲストトーク・2
竹下 大学: 野菜&果物 日本の品種はこんなにすごい!
「野菜と果物 すごい品種図鑑」を上梓された竹下 大学(だいがく)さん(ご本名)
スーパーに並ぶ野菜・果物には、どの品種にも名前がついている。
名前がついているが、店頭ではその品種名は意識しなくても買い物ができる
植物・農作物の品種改良(ブリーダー)の動機
植物・果物の品種について提唱へ
人間の手が入っていないものは、山菜くらいではないか(人間が食べては危険なものもある)
ミニトマトとトマトをはじめ、果物の変遷(初段階は実が多くなっているもの、大きいものが選ばれ、次いで理想形に近づける)
品種改良の成功の秘訣
Cブロック・前半
THE公開討論会: 松本人志問題 あなたはどっち派!?
進行: 綿谷 翔さん
パネラー: 岡 佐紀子 さん、クマ美 さん
世の中で議論されている問題について討論をする新しい試みのコーナー
この問題に限らず、意見を持つためには情報が無いと意見を持つことはできない
実際に性加害問題は起きており、加害者を野放しにせず、被害に遭う可能性は誰でもあり得るという前提
その上でパネラーや観客からの意見
スタッフCMコーナー
井坂 武利 さん:
多才にご活躍
舞台監督・印度の林檎 さん:
2023年9月「DAF33」から福田 剛大さんとの競馬予想対決
ちなみに冒頭で歌っていたのは、東京競馬場・中山競馬場で行われるG1レースのファンファーレ(作曲: すぎやま こういち)
今回は中山・11R「スプリングステークス」
なおこの時点で16:30を過ぎていたので、実際のレースは既に終了(15:45出走)
福田 剛大-2/2: 神頼み競馬TIME
さて福田さんの予想は「DAF35」ということで3-5を中心に、三連複で馬番3・5・6・9……(そして実は4も押さえていた)から。
三連複(馬番号三連勝複式勝馬投票法)は、着順問わず上位3着に入る馬の番号を当てる買い方。
さて結果は……?
レース映像込みのリンク:
……。
獲るまでやろう!
ボーナストラック
今回はここでボーナストラック
一美美穂子: ピンチピンチチャンスチャンスランランラン♪
幼児教育に携わり35年を超える、通称いちご先生。子育て専門、手相講師、ママの夢実現プロデューサー。
DAFでは「ちゅばらちー」が席巻。
東京の手相講座を開講するため、地元熊本から東京へ赴く予定だったものの、主催者体調不良により、急きょテーマを変更してお一人の参加者。
北海道で手相講座もできたらいいなと思っていたところ、羽田空港で何と北海道の方と奇跡的な出会い。
「チャンスはいつか来る」のではなく「すぐ来る」と意識する。
亀井 友香: 春の海から学ぶ、今を楽しく生きるヒント
スキューバダイビングインストラクター。
毎年辛い花粉症(日本国内の需要に対応するため輸入木材の増加により、国内のスギの木の需要減少と、林業従事者の減少、また土砂崩れなどの自然災害を防ぐなどの理由で、伐採が進んでいないとみられている)。海の中には花粉がいないという。
自然相手になると、人間ができることは限られている。天候や海の様子は、人間(やダイビング)にとって都合良い状態とは限らない。
海中の視界が悪いのは、ダイビングにとってあまり良くない状況でも、海中の生物にとっては好都合なところも多い。
与えられた状況をどうやったら楽しめるか、ここでしかできないことはあるだろうかと考える
長谷川 孝幸: あなたも食べなよ、茶色メシ(後編)
料理を手にご登場。
20品目を達成するには、具を多くする
例:切り干し大根 …… 油揚げ、ちくわ、切り昆布、こんにゃくと5品目になる。
例2:ほうれん草 …… かつお節、すりごま、じゃこ、おろしショウガ
これらのように具材を増やす工夫ができる
味付けは醤油ばかりにしなくて済む(例: 醤油の代わりに海苔の佃煮)
ちょうど5分さようなら
味見をした客席からは歓喜・関心の声の連続
Cブロック・アフタートーク
一美 美穂子 さん:
上京中に相談された驚きの内容に対して、答えに窮していたところ、真の夢を聞き出し、その後ご活躍に。
亀井 友香 さん:
また今回も動画。久米島で潜ったときの様子
自分から普段取りに行くことのない情報を、この一つのイベントで体感できることが、ここでも立証
長谷川 孝幸 さん:
割烹着は暑いらしい
サバ缶、スーパーで売っている煮豆なども有効活用
この後5月には、長谷川先生の料理とお話を楽しめるイベント開催済み
エンディング
再度すべての出演者が揃い、記念撮影タイム。
今回は 初のいちご先生がセンター
そして最後はDAF2回目(2015年9月12日)から続けているDAF式一本締め
「いくぞ!」
「おー!」
「1!」「2!」「3!」「DAF!」✊
終演後のおたのしみ
今回亀井 友香さんは、開演前の客席で「飲み物を取りに」と案内し、エンディングの後は「イースターエッグ 超幸運 大当たり」
受付で配られた卵がここで開けることになりました。
卵の中身は、チョコレートと番号の書かれたハート。
なお翌日は出張の前泊のため、この卵はお守りとしてバッグに入れて、一緒に連れて行きました。
23番の抽選は当たったかな?
次回のDAFは……
2024年6月16日(日) 開場12:00 開演12:30
東京・王子 ベースメントモンスター(東京都北区 JR京浜東北線・地下鉄南北線 王子駅)
→ Googleマップ
岡佐紀子(出場6回目)さんのの新刊「正しい答えを導くための疑う思考(かんき出版)」の出版記念ライブ
さいごに
2006年まで勤めていた会社のお陰で今の仕事(Excelで統計学を教える講師)ができるようになりました。後の商業出版のキッカケにもなりました。
振り返ると、個人事業主(つまり商売をする)という自覚も薄くノープランのまま籍を離れることになったため、退職後は生活のため派遣会社などを通じて勤務もしていました。
そして商売では、今も課題が多く残っています。
大枚はたいて講師養成やそのスキルアップの講座を受講する方法も確実に有効でしょう。
しかし気づきがあったり、すぐに研修やセミナーなどに反映できることがあるのは、3か月に一度の「DAF」のお陰。
いまわたくしがこうして講師業を名乗っていられるのも「DAF」のお陰と言えるのです。
毎回やること(抜粋)
会場で客席から声援
会場で客席からリアクション
時間を測って タイトルをつける
記事をお読みくださり、ありがとうございます! あなたのサポ―トは、今後更により良い記事を提供するための、大きな力になります!