インタビュアー多くして会話迷走する、ので、話すの上手くなりたい
あの、世の中っていま聞き上手になるための本がいっぱい溢れているじゃないですか。
でね、そうなると何が起こるって、グループ内全員が自分の話をせずに人に質問しまくるようになっちゃうんですよ。船頭多くして船山に上るって感じで、インタビュアーポジ争奪戦により沈黙多し、みたいな感じになっちゃうんですよね。
私、なんでもいいから5分しゃべってくれって言われたらマジでずっとしゃべってるんですよね、変な話、信号機について思う事を述べよって言われたら、「信号機って200色あんねん」とまでは言いませんけど、「信号機って人生の象徴だとおもうねん」くらいは言いますよ。
まあね、何が言いたいってね、自分語りする人間があまりにもすくないと、それはそれで会話にならなくて困っちゃうし、自分のストレスもたまる。それならいっそ、自分の話術を磨いた方が早いしお互いウィンウィンな気がするんですよ。
だってさ、自分の話が上手くなるためには、話に緩急をつけることになる訳じゃないですか。緩急をつけるには、相手が話のどこに興味を示すのか知る必要がある。そうなると、相手の反応を気にしながら話す習慣がつきますよね。そしたら、相手の興味関心がどこにあるのか感じ取るセンサーが磨かれるので、相手の話を引き出す力も身につくと思うのですよ。
話していくうちに「この人は競馬の話によく食いついてくるから、ちょっとそっちの話題振ってみようか」「なんか、アニメの話はつまんなそうだな~映画とかも見ないのか聞いてみるか」とか、自分が話してみて初めて知りたくなる相手の情報っていうの、結構大事だと思うのですよ。
だからね、何が言いたいって、聞く力を磨きまくってプロのインタビュアーになるのも大事だけど、落語家みたいな自分の話を面白く話せる方向の力も、けっこう対話力を磨くうえでは大事なんじゃないかねって、私はこっそり信じているのです。
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