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シュタイナー学校 はじまりの日 【思い出】

2018年4月9日(月)
シュタイナー学校はじまりの日。
帽子を被り、リュックにはクレヨンと
水筒だけをつめこんで、元気にバスに
乗り、学校へと向かった。

クネクネと山道を登ること15分
学校の名前がついたバス停に到着。

娘と一緒にバスを降り校門まで歩いた
「行ってきまーす!」と、言って
わたしを振り返る事もなく
駆け足で校舎に入って行った。

泣く事もなく、わたしが付き添う
必要もなかった。
1年生の時、あんなに学校を嫌い
わたしが毎日付き添っていたのが
ウソのようだ!

担任の先生には、1年生の時
毎日、母子登校をしていたことを話し、
もし、またひとりで学校に
入れなかったらどうしたら良いか?
と、始業式の前に相談していた。

「もしお母さんが一緒じゃないと
学校に入れないようなら
どうぞ、一緒にいらして下さい。
だけど、たぶん、娘さんは大丈夫。
ひとりで学校に入れると思いますよ。」
と、温かい言葉をいただいていた。

先生がおっしゃった通り、娘は、
ひとりで学校に入れた!

転入生の保護者は
始業式に参加することが出来たので
わたしは始業式会場へと向かった。

入学式がまだだったので1年生以外の
2年生から12年生までの在学生が
転入生をあたたかく迎えてくれた。

各学年ひとクラスしかないので
初等部、中等部、高等部の
全校生徒が集まっても200人ちょっと
一般的な学校に比べたらかなり少人数
だけど、みんなの前であいさつするのは
緊張するだろうなと、見ている
わたしが、ドキドキしていた。

何人かの転入生があいさつをしたあと
いよいよ娘の番。

しっかり前を向いて、名前と、どこに
住んでいたかを言ったあと、
大きな声で「よろしくお願いします!」
と、言った。

いつのまにか、ずいぶんと成長していた
娘。

シュタイナー学校に流れる
ゆるやかであたたかな空気が
娘に力を与えてくれたのかもしれない。

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転校を決めてから移住まで、
今思い返してもほんとに大変だった
けれど、娘が笑顔で安心して学べる場所
わたしが付き添わなくても通える学校と
ご縁をいただき、本当に良かった!と
心の底から嬉しかった。

2年生からの再出発!
きらきらとしたお日さまの光が輝く
シュタイナー学校はじまりの日。
この日があったから、今の娘がある。

思い出すたび
胸の奥がじんわりとあたたかくなる。

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