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人って変わるもんだなぁ

我が家の長女(中1)の話である。

長女はとにかく運動オンチであった。というか、今もそうだと思う。

にも関わらず、毎朝のマラソン練習に参加しているのだ。しかも、この練習は任意参加なのに、だ。

そして、この練習は「7:10〜」始まる。そう、授業が始まる前に走るのだ。7:00頃に到着し、そこから着替えたり、準備運動をして走っている。

ちなみに、我が家から中学校は遠い。徒歩で40分ほどかかる距離。ということは、「6:20」には家を出る。最近は朝が暗く、友達と待ち合わせ場所まで少々遠いのでそこまでは車で送迎している。が、それでも「6:35」には家を出ないといけない。

長女は割と慎重なので、時間割がちゃんできているかの毎朝確認をしている。その後は、思春期女子らしく身だしなみを整え、一緒にマラソン練習に行く友人にモーニングコールをし、朝食を食べている。それを全てこなすために自分で目覚ましをかけ「5:00」に起床している。はやっ😅

僕も朝は得意で、たいてい4時台には起きる方だが、たまには寝坊する。寝坊して「5:15」に起きてしまい、長女を確認すると布団にはいない。すでに自分で起きていて、『あっ、起こした方が良かった??』と余裕の表情でスマホを触っている。

『おぬし、やるな!!』

随分と朝が冷え込むようになったこの時期に、自分できちんと起きられることにビックリする。
(スマホを寝室に持って行くことを禁じているので、早起きしてスマホをチェックしたい、という目的もあるのだろう😇)

しかし、親としても長女がここまで運動をするようになったのは本当に驚きであり、妻とともに感心している。全く運動には興味を示したことがなかったのに・・・

そして、このマラソンの練習により、随分と速く走れるようになってきたようだ。と言っても、練習参加メンバーの中では一番遅く、複数人に周回遅れにされることもしばしば。しかし、そこに参加することがすごいと思っている。僕が同じ状況なら惨めに感じてしまうので、絶対に行かなかっただろう。

こういうところに長女の強さや、良い意味での鈍感力を感じる。

ちなみに、練習の成果がはっきりと出てきている。当初は「1km 7分以上(ゆっくり走る程度の速さ)」要していたのが、今では「5分10秒」で走れるようになった。トップの子は「4分以下」のペースらしいが、そこは気にしないらしい。

あくまでも『昨日までの自分』と比べられるのも長女の良いところだ。(どこまでも親バカな目線である🤭)

う~ん、本当に入学前までの長女からは全く想像できない変化だな。

そもそも中学校入学し、「バドミントン部」に入部したこと自体が親からするととんでもないサプライズであった。『嘘やろっ!?』と。

「ホンマに続くんかなぁ・・・」というのが本音であったが、ここまで半年間体調不良以外は一度も休んだことがない。

というか、超積極的に練習に参加している。それこそ、「夜練習(バドミントンが好きな大人がメイン)」に顔を出したり、県大会に出場したメンバーの応援に行ったり。これらはともに任意での参加だ。

送迎等は正直言えば負担には感じている。が、これだけ前向きに積極的に頑張ろうとする姿勢は是非応援していきたいと思っている。

とにかく、本人にとっては「バドミントン部」への入部は現時点では大正解だったようだ!!部活仲間との時間を過ごすのが楽しいみたい。

学校に楽しく行ってくれるのは、親から見ればとっても微笑ましい^^

小学校のときももちろん楽しく通っていたように思う。ただ、その頃とは明らかに違う楽しさのようだ。

毎日帰宅するなり、学校での様子や部活のこと、友達との出来事 etc・・とにかく嬉々として話をしてくれる。(長女は活舌が悪い上に早口で喋るので、何を言っているのか分からず、ちょっぴり聞き流しているのは内緒🤫)

そして、何より思春期女子となると、父親をもっと煙たがるものと思っていたのが、意外にもそうではない(今だけかもしれないが)。トゲトゲしさや、鬱陶しがられることも少ない。6年生の頃より随分心は安定している。

とはいえ、中学生なのでこれからまだまだ波乱もあるだろう。それは覚悟している。ただ、それでも現時点でここまで楽しそうに学校・部活を楽しんでいる長女の笑顔に、こちらも明るい気持ちにしてもらっている。

欲を言えば、勉強にももう少し力を入れてもらいたいと感じている。

とはいえ、そこは無理に「勉強しろ!!」と言っても『馬の耳に念仏』なので、口うるさく言わないようになるべく心がけている。そう、なるべく。

勉強することの面白さや、どう役に立つのかを、少しずつ伝えていって、いつかは勉強面でも大きく「変化」してくれることを期待することにしよう。

クラスや部活でたくさんの友人ができ、色んなことを学び、影響を受けている。親が知らない世界も大きく広がっているだろう。

僕自身それを全部親が知る必要はないと思っている。どんどん知らない世界を広げて欲しい。

ただ、万が一「SOS」を出したときには、全力で守りたいと思っている。ちょっとした異変に気付けるように、日頃から注意深く様子を見ることは怠らないようにしたい。そして、家が長女にとって、「居場所」であり「安全地帯」であれば良いなと😌

良き仲間と充実した毎日を過ごしているようなので、今のところは安心している。

さぁ、これから長女がどう成長していくのか、本当に楽しみである^^

青春を謳歌せよ♪

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