フリー台本【タイトル:自分という存在証明】

この空を真っ白な翼で飛んでいきたい。
心は自由なはずなのに
目には見えないものに縛られている。
社会というしがらみに溶け込んでいる。
慣れて諦める。
その繰り返し。
自分を傷つけ傷つけられ
傷つけられた心は真っ白に戻らない。

雑踏の中、灰色の街を見上げても自分は存在していない。
もし仕事をやめてもどうせ忘れられる。
もし関係をすべて断っても数か月経てば心に残っていない。
もしこの街から出て行っても誰も覚えていない。

自分という存在証明を記していこう。
誰かの心に居座れるように。

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