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【探求学級通信】懐かしさと科学:カルピスで学んだ探究心

かつて化学分析の仕事に携わった私は、濃度計算の重要性を日々実感していました。電卓やエクセルで計算を進めるものの、計算の仕組みを理解しているかが、結果の正誤を判断する鍵でした。

子供の頃、濃縮カルピスはまさに特別なお楽しみ。お中元やお歳暮で届いたカルピスを薄める瞬間の幸福感は、今でも鮮明に覚えています。その甘さの調節は、まるで小さな科学実験。あの頃から、疑問に思ったことを探求し、試してみる楽しさを知りました。
みなさんも経験があるのではないでしょうか?

現在では、みんなが美味しいと思える濃度になったカルピスウォーターは、確かに失敗のない安定、安心感はありますが、かつてのどんな味になるかわからない、ドキドキ感を味わうことはありませんね。

これからも、そんな日常の探究心を大切にしていきたいですね。大人になっても、あの懐かしいカルピスの味を思い出しながら、新たな発見を楽しんでいきましょう。

【T.T記】


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