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LE SSERAFIM - Unforgiven

何も恐れず突き進む

LE SSERAFIMは2022年デビューの、日本人メンバーが2人が在籍している5人組のグループです。結成時は6人でしたが、数か月で1人脱退しています。最近はテレビの音楽番組や紅白歌合戦にも出演しているので知っている人も多いと思います。グループ名は「IM FEARLESS」を並べ替えたもので、今作もグループ名通りの強さを前面に押し出した印象です。

曲の流れは最高

13曲37分(SE的なトラックもある)とまあまあボリューミー。カッコよさを強調したような曲が多い印象です。1曲ずつだとパッとしないというか、まあいいかなくらいの感想しか出ないのですが、アルバムを通してく聴くと、1つの映画を見たような気分になります。若者が好んで聴くような曲はそん
なに無いような気もします。私はリピートしまくってる曲は3曲くらいです。メンバーの歌唱力は特に問題は無いですが、もっと上手くなりそうだと思いましたが。まだ若干感情表現が固い印象。メンバーそれぞれの声はやや特徴的なので、頑張れば聞き分けられそうです。私にはまだどの声が誰なのかはっきり分からないのですが(´;ω;`)

リードトラック「UNFORGIVEN 」はあのNile Rodgersが参加しているらしいのですが、正直必要性を感じないというかNile Rodgers要素がほぼ無いのが残念です。Daft Punkのあの曲で聞こえるような、彼の代名詞のカッティングが全く聞こえないのは大問題です。このグループを売るためにゲスト参加したとしても、Nile Rodgersのファン層とK-POPのファン層はだいぶ離れていると思うのだが・・・

今作でダントツにクオリティの高い曲は10曲目の「이브 프시케 그리고 푸른 수염의 아내 (Eve, Psyche & the Bluebeard’s wife)」です。この曲のためだけにCDを買ったようなものです。何度聞いても飽きない2023年ベストの1つ!その次の「피어나 (Between you, me and the lamppost)」もかなり良い。2024年のミニアルバムは今作よりもお気に入りです。

ダンスを見てこそ魅力が伝わる!!

LE SSERAFIMはやはりダンスの激しさが売り!他の女性グループよりもだいぶ激しいダンスをしながら歌っているのが驚きです。体を壊さないか心配だけど、ライブ映像はどれもかっこいいです。アルバムは正直めちゃくちゃ好きとは言えないのですが、ライブ映像はどれもクールで何度も見てしまいます。

とりあえずMVの曲を聴いて気に入ったらCDで聴いてみるといいです。CDのバージョンはちょっとデカいバージョンが3種類と、コンパクトバージョンが5種類(メンバー分)あります。相変わらず種類が多い。特にこだわりが無ければどれでもいいと思います。中古でかなり安く出回ったりもしていますし・・・ この業界は特典やら応募券がメインでCDがおまけみたいな感じですね。環境への配慮とか今の時代色々言ってますけど、アイドル業界のこの売り方もそろそろ変えた方がいいと思っています。

余談

デビュー前の告知映像と比べるとメンバーのビジュアルが美しくなっていて驚きます… そして今も進化中。私の一番好きなメンバーはHuh Yunjinです。黒髪よりも現在の赤とかオレンジっぽいのがとても似合っていて素敵です。スタイルもよくて、声もいいですね~。完璧!


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