見出し画像

読書記録|「頭のゴミ」を捨ててみたら

苫米地英人「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」

なんだか怪しいタイトルだなと思いながら(失礼)
「『頭のゴミ』って?」と興味が湧いて読んでみた本です。

本書に従って、自分に不必要な思い込みを見つけて捨てていくと、考え方がかなり変化しました。

特に印象的だったのが、コンフォート・ゾーンとホメオスタシスの話。
自分が安心していられる範囲(コンフォート・ゾーン)にとどまろうとする力(ホメオスタシス)は非常に強力で、見落としているものが多くあるということ。
「痛いところつかれたなあ」と思いました。「変化を起こしたい」「何かに挑戦したい」と思っても、具体的に何をしたらいいかわからず、「まあいっか」と流してしまうことがほとんどだから。脳としては「挑戦なんてしなくていいから、安全なとこにいてー!」って感じなんですよね。

本書によると、人はセルフイメージに沿うように思考し、行動するそうです。セルフイメージに対してホメオスタシスが働くんですね。私のセルフイメージを考えてみた時、ぱっと思いついたのが「真面目な優等生」でした(笑)セルフイメージは自分が生み出したものではなく、他者からの評価で構築されたものだそうです。このセルフイメージ、「真面目」は残しても良いけれど、「優等生」は別にいらないかなーと思いました。ぽいっ

他にも様々な「頭のゴミ」が脳の働きとともに紹介されていて、すごく面白かったです。このジャンルの本はいくつか読んだことがありますが、本書が一番腑に落ちた気がします。感覚的に説明されるより、仕組みについてある程度詳しく説明される方が自分に向いていたのかなと。

まだまだお掃除途中なので、せっせと断捨離していきます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?