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不登校の戸惑い【3】

親子の課外授業

子供の不登校で、
妻が疲弊していた。

ボクはできる限り話を聞いた。

我が家に起きたイレギュラーな事案。
妻の気持ちは、
(明日は学校行けるのかな?)
この希望を占める割合が
まだ多く感じ取れた。

口では、
『別に学校にいかなくたってなんとかなるよね!』
とは言っていたが、苦しそうだ。

捨てきれない望みが見受けられていた。

既存のレールに乗ることが
正常と考えるあまり、
思いを捨てきれないのだろう。

心の問題は、
健常者には理解しがたいから
妻の気持ちも十分にわかる。

スクールカウンセラー、担任の先生、
塾の先生。
相談を受けてくれるが、
それぞれアドバイスが違う様で、
これまた、困惑する原因になっていた。

でも、よく考えると

"既存のレールに戻すために
どうしたら良いか?"

そもそもの、この考えを一旦やめたら
気持ちが楽になるのでは。

皆が学校にいくから
学校にいかなければならない。

この逆は何か。

学校に行ってない同じ思いの人は
どのようにしているのか。
note含め、もっと広く
どんどん調べよう。

きっとしっくり来るものがあるはず。


追伸
不登校の戸惑い【2】より
ボクの精神科の先生は、
子供の不登校について、話を聞いてくれた。
先生の見解は、
専門医に診てもらうのはどうでしょうか?
との相談に対し、
あまりおすすめではないとの答えであった。


◎子供を診てくれる医師が圧倒的に少ない。
◎通院しても効果の見込みはさほど期待できない。

『まだ中学生でしょ!
学校に行かなくたっていいんです。
好きなことやればよいんだよ。
それを見ていてあげるだけで良いんだよ。 』

こう言ってくれた。
妻にも伝えた。

数日後…
ボクは、有休をとり
皆が学校で授業している最中
息子をスタバに誘い、
他愛もない話でなごんだ。

もちろん次男には内緒で。

つづく。








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